スマートフォンの普及により動画撮影をする方は増えたかと思う。iPhoneのコマーシャルにも出ているように、内蔵レンズの向上により、美しい映像がカンタンに撮影できるようにもなった。
しかし、手で持ちながら思い通りに撮影することは思いのほか難しい。そんな悩みを持っているiPhoneユーザーにお勧めしたいのが『Lumenati CS1』だ。
iPhoneをシネマカメラに変えるケース
『Lumenati CS1』は人間工学に基づいて設計された動画撮影ガジェットだ。
レンズタイプは光学ガラスレンズで、広角からマクロ、テレフォトレンズが用意されており、好みのシーンに合わせて交換が可能だ。標準的な58mmレンズであれば互換性もあるとのこと。
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専用アプリは、撮影時のフレーム変更やフォーカス変更、6種類のフィルタなどが用意されている。またカンタンな動画編集なども可能で、音楽の追加や再生開始時間を編集などもできるので、その場でYoutubeにシェアすることも可能となっている。
下記はスケートボーダーに協力してもらって撮影をした様子。スケートボードに乗りながらの撮影とは思えない安定感のある映像が魅力的だ。
『Lumenati CS1』は現在クラウドファンディングのKickstarterで資金調達中。199ドル(プラス日本への送料57ドル)で1つの『CS1』と広角レンズ、レンズクリーナーのセットを購入する権利が付与される。スポーツハンドルやリストストラップが付属するセットは2015年7月15日現在、売り切れ中である。納期は2016年2月を予定しているそうだ。
ちなみに10月に発売が噂されているiPhone6Sについてもサポート予定とのことだ。今後はAndroidなども対応予定とのこと。アプリに関しても改良中で、資金調達達成の暁にはアプリのブラッシュアップに努めたいそうだ。
iPhoneでの撮影をより高度に洗練させたい方はいかがだろうか。
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最近ではこのようなiPhoneやスマホに装着するだけで本格的なカメラのような画像や動画を撮影することが可能なガジェットが登場してきている。
『DxO ONE』
高さ69mm×奥行き48.85×幅26.25mm、重量108gというコンパクトさ。そしてiPhoneに接続して使うカメラ『DxO ONE』。
画素数20.2メガピクセル。イメージセンサーは1インチサイズ。f値は1.8。この数値から、このカメラ『DxO ONE』の本気度がうかがえるだろう。メーカーは一眼レフに匹敵する画質だと謳っている。じっさい1インチのイメージセンサーはハイエンドのコンパクトカメラかミラーレス一眼くらいのサイズだ。
レンズ口径は小さいものの、f/1.8はそれなりに明るい。レンズは11.9mm(フルサイズカメラ換算で32mm)の固定焦点なので、画質はわるくないはずだ。
そしてユニークなのは、側面からLightningのプラグが飛びだし、iPhoneと接続できるところだ。そう。このカメラ自体にはファインダーもモニターもつかない。その代わりにiPhoneの画面をモニターとして使う。
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iPhoneでデジタル一眼レフのような写真が撮れる「DxO ONE」
オリンパス『AIR A01』
「もっと軽いデジタル一眼レフカメラが欲しい」、「スマホでもっと遠くを撮りたい」、そんなニーズに応えるのがオリンパスが今年発売した『AIR A01』だ。
スマホとのWi-Fi接続により、あらゆる撮影スタイルに対応したミラーレスのデジタル一眼カメラ。
スマホと融合したオリンパスのデジタル一眼カメラ
このようにiPhoneなどに取り付けて画像や動画の本格的な撮影ができるようになれば、気軽でありながらも少しレベルの高いカメラライフを楽しめるのではないだろうか。