こどものシートベルト着用を補助し、安全に座席へ固定する役割を果たしてくれる“チャイルドシート”。
最近では外車メーカーがデザインを手掛けたり、取り付けがより簡単なものが発売されるなど選択肢が広がった影響で、日本での使用率は60%を超える過去最高の数値となっている。
そんな中、海外では普及率をさらに上昇させてくれそうな“携帯性に優れたチャイルドシート”発表されたようだ。
小さなボディに詰め込まれたアイディア
この『mifold』は一見するとトレーニング器具のようなデザインだが、小さな本体に多くのアイディアが隠されている。
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本体の重さは750gと軽量で、フックの部分を使用すれば三段階の大きさに調節する事ができる。 使い方も簡単で、上に座ってシートベルトをかけたら、ベルト用のフックにシートベルトを通し、最後にクリップ付きのバンドを背中側から回してシートベルトに引っ掛ければ完了という覚えやすい作りだ。
また『mifold』の一番驚くべき点は”構造”にあると言えるだろう、上の画像の真ん中の子が持っているのが通常のブースターシートだが、このアイテムは両側の画像の人のようにポケットサイズに折りたためてしまうのだ。
これなら車のダッシュボードやトランク、さらには小児にリュックにも楽に収納することが出来るだろう。さらに『mifold』の材質は防水となっており、食洗器などで洗えてしまうというから驚きだ。
持ち運やすいチャイルドシートのメリット
最近ではチャイルドシートが“家庭によっては必需品”という認識になりつつあるが、価格帯や品質など更なる進化が求められていくだろう。
これまでのチャイルドシートやブースターシートはコンパクトさに着目した物が少なかったが、『mifold』は携帯性に優れているのでタクシーやレンタカーでの使用はもちろん、3人乗りの後部座席にも使用することができる。
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今後このアイテムが日本で発売されなくても、もしかしたら似たようなアイテムが日本でもヒットし普及を加速させてくれるかもしれない。
この『mifold』は現在希望額の5倍以上の出資を得ており、アイテムへの期待が相当大きい事が伺える。 製品化はほぼ確実といえるので、日本でも購入できるようになる日を心待ちにしたい。