複雑なことは置いといて「Windows10」に変わることで気になったポイント4つ

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2015年07月23日 19:40  FUTURUS

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FUTURUS

FUTURUS(フトゥールス)

筆者は普段Windows 7を使用している。予備のマシンはWindows 8.1だ。もう、長いことWindows 7を使い続けて馴染んでしまっているので、現状でも不満はない。そもそも私の仕事内容(ライティングなど)から言えば、これでもオーバースペックとすら言える。

しかし、世間は既に7月29日にリリースされる予定のWindows 10に注目している。私の2台のマシンでも、タスクバーにはいつのまにかWindows 10への無償アップグレードへ誘うアイコンが表示されているではないか。Windows 10はWindows 8の評判が悪かった分、かなり期待されているようだ。

そこで、数多いWindows 10 の新機能の内、例えばユニバーサルアプリ対応と言ったような複雑な話しは(乱暴だが)筆者のPCライフには影響が無いので吹っ飛ばして、筆者が気になったほんの一部分だけを、紹介したい。

スタートメニュー復活

Windows 8で最も批判されたのが、スタートアップメニューが無くなったことだった。あまりにスマートフォンやタブレット端末にすり寄り過ぎたのだ。

私も含めて多くのPCユーザーは、ああWindows 7の方がとっても素敵だったと嘆いたのだった。それがWindows 10では少々形は変わったものの復活する。なにやらWindows 8が混ざったようなこってりした状態ではあるが、スタートアップメニューが復活したことは喜ばしい。

スタートメニュー

新しいWebブラウザー「Edge」

Windows 10ではインターネットブラウザに変更がある。名前は『Edge』になる。

これは業界初の機能らしいが、ブラウザー上でメモを書き込んだりハイライトさせたりできるという。面白くて便利かもしれない。

Edge

また、記事を後で読めるように保存する機能もある。

ただ、『Edge』は下位互換などは考慮されていないらしく、『ActiveX』や『VBScript』などにも対応していないらしいので、従来のブラウザ環境を使う人の為に、Internet Explorer 11 も併用できるようだ。もっとも筆者は現在、Google Chromeユーザーだが。

仮想デスクトップで複数の作業をこなす

もう一つ仕事で便利になりそうな機能が、仮想デスクトップだ。今でも頻繁に(癖のように)[Alt]+[Tab]を使ってアプリの切り替えを行っている筆者なので、仮想デスクトップには興味がある。

仮想デスクトップ

例えば一つのデスクトップで既にいくつかのアプリ、例えばブラウザとテキストエディタを開いて原稿を作成しているときに、もう一つのデスクトップを用意してExcelとグラフィックソフトでグラフの編集をするなどといった使い方ができるかもしれない。

[Alt]+[Tab]とどちらが便利かはある程度使い込んでみないと分からないが。

生体認証

Windows 10には生体認証機能『Windows Hello』が搭載される。認証対象は顔や虹彩、指紋などだ。つまり、いちいちパスワードを入力しなくても、たとえば顔をカメラに向けるだけでログインできるようになる。

この顔認証だが、赤外線センサーを搭載したカメラを使用するため、顔の立体情報も認識しているようだ。つまり、顔写真をかざしただけではログインできない。また、暗いところでも問題無いようだ。

アップデート前に調べる事

Windows 10にはまだまだ多くの新機能が搭載されている。だからといってすぐにWindows 10へアップデートするのはちょっと無謀だ。

アップデート時にトラブルが生じないとは限らないので、外部へのデータのバックアップは必要になる。また、Windows 10はWindows 7/8の全ての機能を引き継ぐわけでは無い。大は小を兼ねないのだ。いくつもの機能が廃止されている。

そのため、頻繁に使用している機能が廃止対象になっていないか確認してからアップデートすべきだ。個人的には、リリースされてから少し様子を見ようと考えている。

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