ナチスの罪暴く若き検事の苦悩とは、ドイツ映画『顔のないヒトラーたち』

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2015年07月29日 21:20  CINRA.NET

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『顔のないヒトラーたち』 ©2014 Claussen+Wobke+PutzFilmproduktion GmbH / naked eye filmproduction GmbH & Co.KG
映画『顔のないヒトラーたち』が、10月3日から東京・ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で順次公開される。

第二次世界大戦から十数年を経た西ドイツ・フランクフルトを舞台にした同作は、1963年にフランクフルト・アウシュビッツ裁判が開かれるまでの検事の苦悩を描いた作品。駆け出しの検察官ヨハンが、ジャーナリストのグニルカ、強制収容所を生き延びたユダヤ人のシモンと共に、アウシュビッツ強制収容所で親衛隊員だった男が規則に反してある学校の教師をしているという事実について調査を始め、ナチスがアウシュビッツで犯した罪の詳細を明らかにしていくというストーリーだ。

主人公のヨハンを演じるのは『ゲーテの恋〜君に捧ぐ「若きウェルテルの悩み」〜』『イングロリアス・バスターズ』のアレクサンダー・フェーリング。共演者にはフリーデリーケ・ベヒトをはじめ、アンドレ・シマンスキ、ゲルト・フォスが名を連ねている。監督は、同作が初監督作品となるドイツ在住のイタリア人俳優ジュリオ・リッチャレッリが務めている。

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