銀メダルをスタンドに投げ入れたモウリーニョ「あれは敗者のメダル」

2日のコミュニティ・シールドでアーセナルに敗れたチェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督が、受け取った銀メダルをスタンドに投げ入れ、これをアーセナル・ファンの少年が手にしている。同日のイギリス紙『デイリーメール』など複数メディアが報じた。

　試合は、前半にアレックス・チェンバレンのゴールで先制したアーセナルが、この1点を守り切り勝利。モウリーニョ監督はアーセン・ヴェンゲル監督率いるアーセナルとこれまで13試合を戦い1度も敗れていなかっが、14回目の対戦で初黒星を喫している。

　表彰式を終えピッチを後にする際に銀メダルをスタンドへと投げ入れた同監督は「あれは敗者のためのメダルだ。彼（受け取った少年）にとっては、いい思い出になったことだろう」と不満気に語ったようだ。