最高速度161km/hを誇る電動スポーツバイク「Impulse TT」

5

2015年08月04日 20:40  FUTURUS

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

FUTURUS

FUTURUS(フトゥールス)

電動バイクというと、スクータースタイルなどを思い浮かべるが、アメリカのバイクブランド、ヴィクトリーモーターサイクルズ(Victory Motorcylces)が2016年モデルとして発表した『Impulse TT』は、速さとエコを両立したスポーツバイクだ。

Empulse TT07

戦闘的なミニカウルや無骨なアルミフレームなどを身に纏い、最近人気のストリートファイターと呼ばれるスタイルを持つ『Impulse TT』。ぱっと見は普通のスポーティなバイクと同じだ。

Empulse Tt09

だが、動力はガソリンエンジンではなく電気モーター。しかもかなりパワフルで、最高出力54ps、最大トルクは8.43kgmを発揮。トルクフルなモーターは素早いスタートダッシュが可能で、しかも最高速度は161km/h!

電動バイクながら、6速トランスミッションも装備。が、油圧式のクラッチは、発進と停止時には操作不要。走行中のシフトチェンジでのみ使う。また、街乗りなどに最適な『ECO』モードと、走りを思う存分に楽しめる『SPORT』モードも設定。状況や好みに合わせて切り替えが可能だ。

電源は10.4kWhのリチュウムイオンバッテリーを採用。1回のフル充電での航続距離は、約105〜161km。充電時間は120Vコンセント使用で8時間、別売りの急速充電器(240Vコンセント使用)なら3.9時間でOKだ。

frame-sliders

サスペンションやブレーキも本格的

動力性能もさることながら、走りを支える足まわりも本格的だ。サスペンションは、フロントがフォーク径φ43mmの剛性が高い倒立タイプを採用。リヤのシングルショックはフレーム直付け式で、スプリングの硬さが調整できるアジャスタブルタイプを採用。ブレーキは、前後にレースで実績があるブレンボ製を装備。フロントがダブル、リヤがシングルのディスク式を採用し、ストッピングパワーも万全だ。


動画を別画面で再生する

上の動画を見てもらえば分かる通り、ストリートを俊敏に走れて、しかも電動バイクだから排ガスはゼロ。優れた動力性能とエコを両立しているのだ。世界中で今、オートバイの排ガス規制は年々厳しくなっている。今後、こういった電動モーターで走るモデルが、スポーツバイクの主流になる日も近いかもしれない。

Empulse TT03

カラーはチタンシルバー×レッドの1色を設定。価格は、アメリカでの販売価格は19,999ドル(約2,480,000円)で、本年度中にデリバリーが開始される予定だ。

このニュースに関するつぶやき

  • うるさいエンジン音がしないなら、カワサキじゃないけどまさしくNinjaだね。電動バイクの静かな珍走団って登場するかな?AKIRAみたいなバイクの・・・
    • イイネ!4
    • コメント 2件

つぶやき一覧へ(3件)

ニュース設定