喫煙者の半分が「本当は禁煙したい」 では、禁煙に成功した人の割合は?

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2015年09月09日 12:00  QLife(キューライフ)

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現在喫煙している人よりも、禁煙に成功した人の方が多い

 ここ数年、全面禁煙の飲食店が増えたと思いませんか。路上喫煙を禁止する自治体も増えるなど、社会の風潮は「禁煙」に向かっています。現在、喫煙の習慣がある人は17.6%と2割以下。タバコを吸う人は、男性で約4人1人、女性で約10人に1人という割合です。

 これはネオファースト生命保険株式会社が、首都圏と近畿圏在住の20代から70代の男女2,472人に実施した「喫煙に関する調査」で明らかになったものです。性別や年代別では、40代から50代の男性が3割を超え、働き盛り世代に喫煙者が多いことがわかります。

 一方で、禁煙に成功した人が25.4%もいることがわかりました。これは、喫煙者の割合を上回っています。禁煙成功者は60代以降の高齢男性に多いとのこと。また、一度も喫煙経験がない人は6割ほどでした。

男性よりも女性に多い“隠れ喫煙

 では、現在喫煙している人は、禁煙したいと思っているのでしょうか。「禁煙するつもり」は15.5%、「禁煙したい」が32.8%で、合わせて48.3%が禁煙意向を持っていると回答。20代から40代の男性に多いのは、自分の健康はもちろん、子どもへの影響を考えてのことでしょうか。

 また、同居している配偶者や子どもが喫煙している場合、禁煙して欲しいと思っている家族は8割を超えています。多くの家族が同居者には禁煙を望んでいる一方で、家族に内緒で喫煙している(またはしていた)人も。その割合は、男性が17.7%、女性は33.4%と、男性よりも女性の方が多い結果になりました。

 今回の調査では、喫煙者の約半分が禁煙したいと望み、実際には喫煙経験者の約半数が禁煙していることがわかりました。半分は禁煙に成功している、そう考えたら、これまで挫折した人も、もう一回、チャレンジしてみる気になりませんか?(林 渉和子)

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