フィッシュリ&ヴァイスと毛利悠子展、名古屋の新スペースオープニング企画

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2015年10月02日 21:10  CINRA.NET

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ペーター・フィッシュリ&ダヴィッド・ヴァイス copyright the artists, Courtesy Galerie Eva Presenhuber, Zurich; Sprüth Magers, Berlin / London; Matthew Marks Gallery, New York, Los Angeles
展覧会『The BEGINNINGS(or Open-Ended)』が、10月4日から愛知・名古屋のMinatomachi POTLUCK BUILDINGで開催される。

名古屋港近くの商店街にある旧文房具店をリノベーションしたまちづくりの新たな施設・Minatomachi POTLUCK BUILDINGのオープンを記念して開催される同展。施設の3階にあるエキシビションスペースで現代アートを中心とした企画展を行うアートプログラム「Minatomachi Art Table, Nagoya[MAT, Nagoya]」の一環で行われる。

同プログラムによる初の展覧会となる『The BEGINNINGS(or Open-Ended)』は、飯田志保子をゲストキュレーターに迎え、2期にわたって開催。緻密な計算によって様々ながらくたが連鎖反応を起こす様子を捉えたペーター・フィッシュリ&ダヴィッド・ヴァイスの映像作品『事の次第』と、毛利悠子の作品が紹介される。毛利は1期に過去作、2期に会場周辺の街をリサーチして制作した新作を発表。『事の次第』は1期、2期共に展示される。

なおMinatomachi POTLUCK BUILDINGのオープン記念企画として、10月4日から写真展『港まちのこれまでとこれから/Link the past to the future of port town』が開催されるほか、空き家を活用する『WAKE UP! PROJECT』の第1弾企画として旧ボタン店を改修したウインドウギャラリー・Botao Galleryがオープン。同スペースでは、イギリス人アーティストのアダム・バーカーミルによる作品を展示する。

また10月3日、4日の朝は「コーヒーのある風景」を作り出すアーティストユニットL PACKによるモーニングイベントも開催。10月4日まで愛知・愛知県美術館で開催されている展覧会『芸術植物園』にも出展している渡辺英司をゲストに迎えたコラボレーション企画となる。
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