ユーザー自身が機能を選ぶことができるスマートウォッチ『BLOCKS』のアイデアが斬新

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2015年10月20日 23:00  FUTURUS

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FUTURUS(フトゥールス)

Apple Watchの登場などより、スマートウォッチ市場がにわかに活気づいてきている。

時刻を表示する以外の機能が盛り込まれ、生活を便利にするスマートウォッチではあるが、まだまだ自分のライフスタイルにフィットするものが少ないと感じる方もいらっしゃるのではないか。

そこで今日紹介したいのが、『BLOCKS』だ。

『BLOCKS』は自分の欲しい機能だけをカスタマイズ・拡張できるスマートウォッチである。

ベルト部分で機能を拡張できる画期的アイデア

では『BLOCKS』はどのように機能をカスタマイズできるのだろうか。その答えは腕時計のベルト部分に隠されている。

ベルト部分のコマ1つずつに、ICチップやセンサーモジュールなどが組み込まれており、ユーザー自身が付け替えることによって必要な機能を選択することができるのだ。

例えば、下の画像をご覧いただきたい。

位置情報を、スマートウォッチ上で表示できるようになるGPSを搭載したベルトのコマや、心拍数を計測できるコマ、あるいは追加のバッテリーが搭載されたコマ、また非接触型のクレジットカード端末と通信できるようになるNFCを積んだコマなどが、初期の段階では用意されている。

今後は、通話やメールをできるようになるSIMカードのスロットがあるコマや、ジェスチャーによってスマートフォンのロックを解除できるようになる“フィンガーポイント”と呼ばれるコマなどが追加される予定である。

機能数は、将来的に開発予定のものを合わせると15の機能を選ぶことができるような設計となっている。

iOSとAndroidに対応

ちなみにベルトを付けないと機能がないという訳ではなく、腕時計本体の“コア”と呼ばれる部分にもいくつかの機能がある。

スマートフォンの通知を表示したり、音声入力によるアプリの立ち上げなどができる。

バッテリーは通常の稼働で1.5日程度持つようになっている。iOS(iOS8.0以降)とAndroid(Android4.0以降)に対応しており、iPhone4S以降のiPhoneやLG、ソニー、サムスン、HTC製の端末での作動を検証済みとのことである。

またスマートフォンから文字板のデザインなども変更可能なので、気分に合わせて楽しみたいところだ。

本体はブラック、ホワイト、レッドの3種類から選ぶことができる。

クラウドファンディングで目標値の350%を調達中

現在クラウドファンディングサイトの『Kickstarter』で資金調達中で、285ドル(小売価格の35%引き)でコアの部分と好きなモジュール4つを選ぶことができるキャンペーンが実施中である。

目標の25万ドルを大きく上回る87万ドルを調達しており(2015年10月18日現在)、商品化は間違い無さそうだ。

モジュールとなるベルトのコマは、『BLOCKSTORE』と呼ばれる『BLOCKS』専用のオンラインストアで購入が可能。

機能がもっと欲しくなったり、新しいモジュールが追加された際はチェックしておきたい。

納期は2016年5月を予定。

自分なりにカスタマイズできるスマートウォッチを手にすることで、より豊かなライフスタイルを確立してみてはいかがだろうか。

【参考・画像】

BLOCKS – The World’s First Modular Smartwatch – Kickstarter

このニュースに関するつぶやき

  • いっぱい機能が欲しければ腕を太くして出なおしてきな
    • イイネ!0
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