浅葉克己の活動を「デザイン・文字・卓球」から紐解く個展

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2015年10月22日 19:40  CINRA.NET

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『巨匠シリーズの個展 浅葉克己展ー磯辺行久、原広司、つづく三人目』ポスタービジュアル 提供:市原湖畔美術館
『巨匠シリーズの個展 浅葉克己展』が、2016年1月11日まで千葉・市原湖畔美術館で開催されている。

同展は、「世界をどう見るのか」をテーマに市原湖畔美術館が年に1度開催している『巨匠シリーズ』の第3弾。今回の展覧会では、アートディレクター、グラフィックデザイナーとして数々の広告を手掛けるほか、文字の研究や約40年間にわたって卓球に取り組むなど幅広い活動で知られる浅葉克己に光を当てる。

展示作品はデザイン・文字・卓球の3つの項目で構成。浅葉のこれまでの作品をコラージュしたポスター作品やバウハウスのデザイナーを取り上げたポスターが一堂に展示されるほか、文字の霊に取りつかれるアッシリアの文字研究者を描いた中島敦の小説『文字禍』へのオマージュとなる、くさび形文字を使った新作が紹介される。さらに雑誌『卓球王国』で浅葉が連載しているグラフィックと文章のコラム『浅葉克己のひとりピンポン外交』をパネル化して展示する。

また、11月3日には浅葉が講師を務めるワークショップ『トンパ文字書道教室』、12月23日には古代オリエント博物館館長の中田一郎がゲストとして参加するメソポタミア文明とくさび形文字に関するセミナーイベントが開催。詳細は市原湖畔美術館のオフィシャルサイトをチェックしよう。
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