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早稲田大学は10月30日、STAP細胞論文の筆頭著者で、元理化学研究所研究員の小保方晴子さんの「博士学位論文」の取り扱いにかんする記者会見を11月2日に東京都内で開くと発表した。報道各社は10月30日、早稲田大学が小保方さんの博士号を取り消す方針を固めたと報じていた。
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小保方さんの代理人をつとめる三木秀夫弁護士は、弁護士ドットコムのメール取材に対して、「(博士号の取り消しについて)大学から正式な発表がないので、現時点ではコメントすることはありません」と答えた。
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2014年1月に英科学誌「ネイチャー」に掲載された「STAP細胞」の論文をめぐり、ねつ造や改ざんなどの不正問題が相次いで見つかり、最終的に論文は撤回された。小保方さんは2011年、早大で博士号(工学)を取得したが、その際に提出した博士論文についても、米国立衛生研究所のウェブサイトの文章と酷似しているなどとネット上で指摘された。
早大は2014年10月、「不正の方法により学位の授与を受けた」と結論づけた。一方で、約1年間の猶予期間を設けて、その間に博士論文が適切なものに訂正された場合、「学位を取り消さない」としていた。
(弁護士ドットコムニュース)
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