【冴え女シリーズ(7)】[根暗な私に先輩は眩しすぎる]第4話(前半)「友達いないんだもんな」

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2015年11月02日 09:30  キャラペディア

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【冴え女シリーズ(7)】[- 根暗な私に先輩は眩しすぎる -]

■作品概要
いつも一人で過ごしている空気のような存在の「彩」。ひとりが好きな「彩」は、いつも教室や図書室で本を読んで過ごしていた。ある日の放課後、図書室の貸し出しカウンターで作業をしていると、学校の有名人「健」が現れ「俺、あんたに興味があるんだよな!」と爽やかに告げられる。両極端なふたりに恋は芽生える?


●第4話(前半)「友達いないんだもんな」


健「でもちゃんと嬉しいよ?」

彩「ならよかった、です」

健「そんなわけで俺はわりと学校じゃ有名人なわけ。だから巴がなーんの反応もしなくてちょっと悔しかったというか。いろいろ聞いて悪かったな。知らず知らずのうちに自意識過剰にもなってたみたいだ」

彩「た、ぶん、自分が知らないだけ、で皆は知ってると思いますよ?」

健「だとは思うよ。巴が特殊なんだろうなって。1年生の女の子も俺とすれ違うと振り返ったりしてたし」

彩「・・・自分でも、そう思っています・・・」

健「友達とそんな話したりしない?サッカー部のあの先輩かっこいいよね! みたいな」

彩「ど、どこから声だしてるんですかっ・・・生憎、そんな話出来る友達は、いません。友達自体そう多く、ないですし・・・ほとんど違う学校ですし」

健「じゃあ、新しく友達作ればいいじゃないか」

彩「そう、簡単には・・・」

健「えー、クラスメイトと部活の奴と仲良くなるだろ?そうすると、そいつらの友達とも知り合いになるだろ?で、そいつらとも友達になって、友達の友達と・・・って輪を広げていけば友達なんてたくさん出来るだろ」

彩「ま、まず、クラスメイトと仲良くなるところからハードル高すぎです」

健「クラスメイトなんてほぼ友達みたいなもんじゃないのか?」

彩「じ、自分はまだまともに話した事もない子が半分以上いる状態なので」

健「えー、じゃあ部活の奴らなら同じ趣味持ってそうだし、すぐ友達になれるだろ?」

彩「部活の子は、確かに、クラスメイトよりは仲良くさせてもらってますが・・・」

健「そこから輪を広げてさ」

彩「む、無理です・・・部活の子も、自分と同じタイプばかりなので」

健「変に構えてるだけだと思うけどなぁ。どーんと向かっていったほうが、良い方向に転がる時もあるんだぜ」

彩「無茶言わないでください・・・」

健「簡単な事だけどなぁ。体育科と普通科じゃ違うって事か?」

彩「学科がというよりもその、自分と先輩が違いすぎるんだと思います・・・」

健「そうか・・・友達少ないなら友達と同じ学校行けば楽しかったんじゃないか?うちにきたのはやっぱ英語クラスに入るのが目的だったのか?」

彩「友達少ないとか、は、はっきり言わないでください・・・いえ、本当の事なんですけど」

健「ああ、わりぃ。あんまり多くない、だったな」

彩「近いんで・・・家から、学校。え、英語クラスに入ったのは、その、英語の成績はよかったので流れというか・・・」


【冴え女シリーズ(7)】[- 根暗な私に先輩は眩しすぎる -]第4話(後半)へ続く


●出演キャラクター

工藤健(くどうけん)17歳:高校生
巴彩(ともえあや)16歳:高校生

●声優および制作クリエイター

シナリオ:久潟椎奈
イラスト:三月涼
男性声優:内野真世
女性声優:澤江まゆき

●アプリ概要

様々なシチュエーション、たくさんのイケメン&イケボ男性との1時間のオリジナルラブストーリー(ボイス&アニメーションドラマ)を集めた、女子のための図書館、もしくは映画館のようなラブドラマアニメーションアプリです。

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