アフガンの米軍兵に密着した記録映画、監督の1人は戦地で落命

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2015年11月11日 21:40  CINRA.NET

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『レストレポ前哨基地 PART.1』 ©GOLDCREST FILMS, OUTPOST FILMS.
映画『レストレポ前哨基地 PART.1』『レストレポ前哨基地 PART.2』が、11月28日から東京・渋谷のアップリンクほか全国で順次公開される。

同作は、2007年から2008年にかけてアフガニスタン東部のコレンガル渓谷へ派兵されたアメリカ陸軍小隊を追った2部作のドキュメンタリー。カメラはアメリカ陸軍第173空挺旅団戦闘団の兵士たちと行動を共にしており、1日に数十回にも及んだというタリバン側からの銃撃を避けるため、新たな基地「レストレポ前哨基地」を建設する任務についた兵士たちの姿をはじめ、タリバンとの銃撃戦、現地の人々との交流や仲間との日常風景などを、兵士たちへのインタビューも交えながら映し出している。

監督を務めたのは、イギリスの報道カメラマンであるティム・ヘザリントンと、アメリカの戦場ジャーナリストであるセバスチャン・ユンガー。ヘザリントンは『レストレポ前哨基地 PART.1』公開後の2011年に、リビア内戦の取材中に落命したが、ユンガーが『PART.1』の未使用シーンから1人で『PART.2』を完成させたという。

なお11月25日には、東京・渋谷のユーロライブで『レストレポ前哨基地 PART.1』の先行上映とトークイベントが開催。トークイベントには漫画家の小林よしのり、元防衛研究所所員の加藤朗、自衛官で映画監督の佐野伸寿が出演し、それぞれの立場から同作で描かれる戦場の現実と、日本の安全保障について語り合うという。
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