空を自由に飛ばせちゃうって!? あなたのスマホをドローンにするという無謀すぎるプロジェクト

1

2015年11月25日 06:00  FUTURUS

  • 限定公開( 1 )

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

FUTURUS

FUTURUS(フトゥールス)

でも、そういうノリがいいのかもしれない。この殺伐とした時代には。

クラウドファンディングサイト『Kickstarter』には「え、ちょっと待って。誰か止めようとしなかったの?」というプロジェクトが提案されることがあるが、新機軸のドローン『PhoneDrone Ethos』もその1つといっていいだろう。

なにがひどい、もとい、凄いかって、スマートフォンをユーザーインターフェースとして使うのではなく、ドローンそのものに搭載するというのだから。

飛ばすの!? ディスプレイつきの高価なスマートフォンを空高く!?

スマートフォンでセットした高度までドローンを高く飛ばす


動画を別画面で再生する

なぜドローンにスマートフォンをセットする必要があるのだろうか。それはスマートフォンがドローンの司令部となるからだ。

専用のアプリに高度や飛行ルート、着陸地点などをセットすることで、その通りにドローンを飛ばすことができる。

コストのかかる制御ユニット部分をスマートフォンに任せることで、195ドルから高度な飛行ルートを設定できるドローンが入手できるというプロジェクトなのだ。

スマートフォンは地面に対して水平にセットするが、カメラ部には角度調整可能なミラーを装着することで、飛行中の動画/静止画撮影が可能に。

また、下部には厚みのあるバンパー代わりのカバーをつけることで、万が一の不時着時もスマートフォンを守る設計となっている。

装着するスマートフォンとは別の端末があれば、アプリにセットした航路だけではなく、ワイヤレスコントロールも可能になるとのこと。『Apple Watch』による操作にも対応している。

搭載可能端末は、iPhoneシリーズの場合はiPhone: 4S, 5, 5C, 5S, 6, 6 Plus, 6S, 6S Plus。

現在進行形の愛機を飛ばすのは怖いかもしれないが、古くなってリセールバリューも悪くなったiPhone 4SやiPhone 5の余生プランとしては、アリ・ナシでいえば大アリだ。

そう考えている人も多いのであろうか。プロジェクトは目標金額を達成している。

【参考・画像】

※ PhoneDrone Ethos – A whole new dimension for your smartphone – Kickstarter

【動画】

※ PhoneDrone Ethos – A whole new dimension for your smartphone – YouTube

    ランキングIT・インターネット

    前日のランキングへ

    ニュース設定