『シン・ゴジラ』の舞台は日本、シリーズ最大ゴジラの姿が公開

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2015年12月10日 11:30  CINRA.NET

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『シン・ゴジラ』ティザービジュアル ©2016 TOHO CO., LTD.
映画『シン・ゴジラ』の公開日が7月29日に決定。あわせてビジュアルと特報が公開された。

同作は、東宝が約12年ぶりに製作する『ゴジラ』シリーズの新作映画。脚本および総監督を庵野秀明、監督および特技監督を樋口真嗣が担当するほか、長谷川博己、竹野内豊、石原さとみの出演がこれまでに明らかになっていた。

今回公開されたのは、劇中に登場するゴジラのビジュアル。同作に登場するゴジラの身長はシリーズ最大の118.5メートルとなる。イメージデザインには、数多くのアニメ作品の原画を担当しているほか、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のコンセプトアートとデザインを手掛けた前田真宏が参加。キャラクターデザインを『仮面ライダードライブ』の怪人デザインや、『巨神兵東京に現わる』の巨神兵の雛形造形を担当した竹谷隆之が手掛けている。

特報では、人々がゴジラから逃げ惑い、パニックになっている様子が確認できる。あわせて同作の舞台が日本であることも明らかになった。撮影では、都内近郊の街を封鎖して大規模なロケを敢行したという。

■前田真宏のコメント
“ゴジラ”デザインに関して、庵野総監督とディスカッションする中で、日本人だけが作ることのできる、ゴジラに込められた精神性や想いをデザインに落とし込もうと考えました。
戦後間もない頃に製作された初代『ゴジラ』のリアリティに対して、3.11を体験した我々だからこそ体現できる、リアリティのある、原点回帰のデザインになっていると思います。

■竹谷隆之のコメント
庵野総監督と前田さんがつくり上げてきたゴジラのコンセプトデザインをもとに、立体物として造形していく作業を、半年以上、およそ100回ものやり取りを経て製作していきました。
庵野総監督の頭の中にある“ゴジラ”の具体的なイメージは、一つ一つのディテールにも意味があり、それを具現化していく作業は、僕にとってとても刺激的で濃厚で、かつ楽しい経験でした。
人類が本気で畏怖するにふさわしい存在がダントツの現実感で迫る恐怖を、僕も早く目撃したいです!
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