【アニメ漫画キャラの魅力】感情を殺して剣を振るう「瀬田宗次郎」の魅力とは?『るろうに剣心』

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2015年12月13日 08:10  キャラペディア

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かつて“人斬り抜刀斎”と呼ばれ恐れられた「緋村剣心(ひむらけんしん)」の跡を継ぎ惨殺を繰り返した結果、政府に裏切られた「志々雄真実(ししおまこと)」。そんな彼に忠誠を誓う「瀬田宗次郎(せたそうじろう)」は、命令とあればおつかいから暗殺まで幅広く手助けし、弱肉強食の信念を元に行動します。今回は、どんな状況でも笑顔を見せるシャープな顔立ちの美少年「瀬田宗次郎」の魅力についてご紹介いたします。


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⇒瀬田宗次郎とは?(るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-)
http://www.charapedia.jp/character/info/15281/


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■主人公にも引けを取らない抜刀術の使い手

 『るろうに剣心』では、主人公である「緋村剣心」が抜刀術と呼ばれる剣術を使い、悪党達を次々と倒していきますが、その悪党のひとりとして登場する「瀬田宗次郎」もまた、抜刀術の使い手で、天賦の剣才、すなわち“天剣”の持ち主でもあります。
 
 剣心と宗次郎が直接対峙するのは、全部で2回。新月村と呼ばれる、地図にも載っていない辺鄙な村での戦闘では、抜刀術の相打ちの後、剣心の愛刀“逆刃刀”の刀身を折るという偉業を成し遂げています。この戦闘を初めて見たファンは、宗次郎の強さに驚愕した事でしょう。なにせ、ほとんど負ける事のなかった剣心を、双方の武器破壊という形とはいえ、引き分けにまで追い込んだのですから。

■実は誰よりも感情的?

 宗次郎は幼少期の頃に、とある事情から“喜怒哀楽”の“楽”以外の感情が抜けてしまいます。そのため、敵を倒して喜んだり怒ったりもしなければ、人を殺して哀れむ事もありません。それゆえ、ひとたび命令を受ければすぐに、そして躊躇なく行動に移します。笑顔で・・・。それを彼の魅力と捉えるかどうかは見る者にもよるでしょうが、悪役として登場している事もあり、それでも絶大な人気を誇っています。

 宗次郎は剣心との2度目の戦闘で、剣心の語りによって今まで押さえ込んできた感情が暴走します。人を救いたいという優しさに怒り、どうして自分を助けてくれなかったのか?と哀しむ宗次郎は、全力で剣心を倒そうとします。が、今まで欠落していた感情が表れてしまったため、飛天御剣流の十八番である“先読み”により、奥義“天翔龍閃”を受けて戦闘不能に・・・。あの短時間でいくつもの感情を爆発させた宗次郎。本来なら、感情豊かでまっすぐな性格だったのかもしれません。

■すべてがふっきれた宗次郎

 京都編終盤では、志々雄一派のその後の行方が語られる事となり、それは宗次郎も例外ではありません。戦いが終わった後、彼は何が正しく、そして何が間違っているのかという疑問の答えを自分自身で見つけるため、どこかへ流浪(なが)れていく事を決意します。剣心と似通った道を歩む彼は、一体どのような答えを見つけ出すのでしょうか?

 剣心を苦しめ、志々雄に認められるなど、かなりの実力を誇る「瀬田宗次郎」。彼のクールな姿や激しい一面に、きっと心を打たれた人も少なくないはず。そして彼なら、きっといつか求めている答えにたどり着ける事でしょう。


【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:アワビ侍(キャラペディア公式ライター【バンタンゲームアカデミー ゲームライター専攻】)

このニュースに関するつぶやき

  • “抜刀術”を剣術と表現するのはまだしも、新月村は地図に載っていないのではなく、地図から消された村。記者さんがきちんと原作を読んだのか疑問に感じる。
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