【冴え女シリーズ(8)】[女性小説家と男性編集者の場合]第12話(後半)「僕はあなたを愛しています」

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2015年12月13日 08:10  キャラペディア

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【冴え女シリーズ(8)】[- 女性小説家と男性編集者の場合 -]

■作品概要
若い世代に絶大な人気を誇る純愛小説家「唯ヶ浜栞」。その実態は山田典子というありきたりな名前な上にだらしない。恋愛小説を書いているも恋愛経験は無し。ある日、編集者の「樹」が「典子」の部屋にやってくる。しかし、あまりの部屋の汚さに打ち合わせは中止。急遽、2人で部屋の片付けをする事に・・・。


●第12話(後半)「僕はあなたを愛しています」


藤沢「二人に関わるうちに僕も物語に興味を持つようになったんですが、生憎、文章を書く才能はなかったようで」

山田「ふふ」

藤沢「でもどうにか二人に・・・典子さんに少しでも追いつきたくて編集者の道を目指したんです」

山田「藤沢さん」

藤沢「典子さんに追いつき、横に並びたくて・・・ってなんだか子どもっぽいですね」

山田「いえ、素敵だと思いますよ。それに、きっと今じゃ藤沢さんは私なんて置いて先に行っちゃってる感じもしますけどね」

藤沢「それなら、今度は典子さんが追いつくまで待っていますよ」

山田「じゃあ頑張らないといけませんね」

藤沢「出来れば・・・」

山田「えっ」

藤沢「出来れば、ずっとあなたの隣で待っていても良いですか」

山田「それは・・・」

藤沢「あの頃からずっと思っていました」

山田「ふ、藤沢さん?」

藤沢「昔は見ているだけでしたが、今は違います」

山田「ちょ、ちょっと」

藤沢「今は、手を伸ばしてあなたに触れることが出来る」

山田「な、なな何を・・・」

藤沢「典子さん、僕はあなたのことを愛しています」

山田「えっ、そ、そそ、そんないきなり」

藤沢「これからは、僕の隣で笑いかけてくれませんか?」

山田「で、ででも私、かなりだらしないし、子どもっぽいし・・・極度の人見知りだし・・・」

藤沢「そんなことが嫌だったら告白なんてしてませんよ」

山田「ふ、藤沢さんはなんか昔と違って大人っぽいし」

藤沢「嫌ですか?」

山田「そ、そんな嫌なんてことは・・・ないです。でも・・・私なんかで良いんですか?」

藤沢「さっきも言ったでしょう?典子さんは昔から僕の憧れで、ずっと隣に居たかったって」

山田「そ、そそんな、恐れ多いです」

藤沢「受け入れてはいただけませんか?」

山田「そんなことは・・・」

藤沢「では、もう一度言わせてください。僕は、あなたを愛しています。付き合っていただけませんか?」

山田「・・・はい」

藤沢「ふふ、好きですよ」

山田「か、顔から火が出そうです」

藤沢「そんなに恥ずかしかったですか?」

山田「あ、当たり前じゃないですか!そ、そそそんな人から告白されるなんて初めてのことだし・・・」

藤沢「典子さんの初めてが僕でよかったです」

山田「もー何言ってるんですか!」

藤沢「さて、掃除が途中でしたね。今日中に終わらせますよ」

山田「もー話をそらさないでください」

藤沢「先生はとりあえずそのぐちゃぐちゃな顔を洗ってきましょうか」


【冴え女シリーズ(8)】[- 女性小説家と男性編集者の場合 -]最終話(前半)へ続く


●出演キャラクター

藤沢樹(ふじさわいつき)26歳:編集者
山田典子(やまだのりこ)29歳:作家

●声優および制作クリエイター

シナリオ:西尾優一
イラスト:三月涼
男性声優:柊唯也
女性声優:加藤みずき

●アプリ概要

様々なシチュエーション、たくさんのイケメン&イケボ男性との1時間のオリジナルラブストーリー(ボイス&アニメーションドラマ)を集めた、女子のための図書館、もしくは映画館のようなラブドラマアニメーションアプリです。

●アプリダウンロード

App store
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