人気作品『カレイドスター』。日本ではあまり馴染みのない、サーカスとミュージカル、マジックを合わせた「カレイドステージ」を舞台に、俳優、女優、演出家など「カレイドステージ」に関わる人たちの成長を描いた作品です。その中で、主人公と親友関係にある「ロゼッタ・パッセル」は、アニメ第1期ではゲストとして招かれたディアボロの演者です。その後、主人公との共演をきっかけに、アニメ第2期で正式にカレイドステージに入団します。今回はそんな「ロゼッタ・パッセル」の成長と魅力についてご紹介いたします。
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【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】
■圧倒的実力、天才ディアボロ少女
ロゼッタは、13歳の少女ですが、まるで機械のように精密なディアボロの演技をする演者です。その実力は本物で、9歳から4年連続でディアボロの世界チャンピオンとなっています。カレイドステージにゲスト出演した際は、主人公「ソラ」の提案で、「ソラ」と「ロゼッタ」のディアボロバトルをおこないました。
その迫力の一方で、どこか機械的でしかなかったロゼッタの演技ですが、「ソラ」との共演を機に“演技をする魅力”に取り憑かれていきます。今までの技術を捨てるのではなく、そこにプラスして新たな力を身につけようとするロゼッタのまっすぐな成長は、視聴者の目に非常に魅力的に映ります。
■プライドの高い少女から素直で明るい少女へ
ロゼッタは当初、とてもプライドが高く、自分よりも優れたディアボロ演者はいないと確信していました。また、自分に媚び諂う大人も多く見てきた事で、他人を排除するような傾向を持った性格に育ちました。しかし、「ソラ」との共演により、彼女のまっすぐさや天然さ、明るさを体感したロゼッタはだんだんと変化を見せるのです。少しずつ素直な少女へと戻っていき、自らカレイドステージの入団を決めました。最初は、「ソラ」だけになついていたのですが、だんだんと他の人とも仲良くなり、真のカレイドステージの一員へとなっていきます。
それまで、プライドが高く他人を排除していた事で、ロゼッタを良く思わない大人も多い中、決して諦めずに立ち向かう強さを身につけたロゼッタ。その大きく成長していく彼女の姿から目が離せません。
■ディアボロと空中ブランコのスターへ
アニメの最終回で、カレイドステージでは白鳥の湖を演じます。ロゼッタは、ディアボロの演者でしたが、このステージでは“空中ブランコを操る演者”として登場します。それは、主人公「ソラ」と敵対していた「メイ」という少女から、自分の演技に一緒に出てほしいと依頼されたから。ロゼッタは、「ソラ」の事が大好きなので、それまで「メイ」とはあまり仲も良くなかったのですが、「ステージに立つために何をすべきか?」という選択、決断をします。そして、演技をする中で、「メイ」を自分自身の目で見て、意識を改めていきます。
最初こそ、ディアボロを機械的に扱うだけの演者だった「ロゼッタ・パッセル」。心から演技をする本物の演者へと成長していく彼女の姿、輝く「ロゼッタ・パッセル」の姿を是非ご自身の目でお確かめ下さい。
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★記者:skhalu(キャラペディア公式ライター)