【アニメ漫画キャラの魅力】目指すは勝利の高み!青葉城西を担う次代のエース「金田一勇太郎」の魅力『ハイキュー!!』

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2015年12月26日 13:40  キャラペディア

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『ハイキュー!!』は週刊少年ジャンプにて連載されている、高校バレーの魅力がギッシリと詰まった作品です。連載当初のキャッチフレーズは「劇的青春」。また、作中では敵味方校共に個性あふれるキャラクターが多数登場し、多くのファンを魅了しています。コミックスの他にも、ノベライズ(小説)や四コマ本も刊行されており、TVアニメ放映は第二期が、前後編形式でTVアニメの総集編が劇場映画として上映されました。また3DSゲームの他にも、バレーボールを題材にした新しいカードゲーム「バボカ」も発売されています。今回は、そんな『ハイキュー!!』から、今回は、烏野の前を常に立ちはだかる最大の敵・青葉城西高校「金田一勇太郎」の魅力についてご紹介させて頂きます。


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⇒金田一勇太郎とは?(ハイキュー!!)
http://www.charapedia.jp/character/info/6607/


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■チャームポイントはらっきょ頭

 「金田一勇太郎(きんだいちゆうたろう)」は、青葉城西高校男子バレー部所属の一年生です。ポジションはミドルブロッカー(MB)、背番号は12番。強豪・青城に於いて「国見」と共に一年生でレギュラー入りを果たし、更にはチーム内一の長身は高さのある“壁”でもあるのです。

 そして金田一と言えば、やはりその印象的なな尖った髪形でしょう。中学時代に対戦した「日向」には、顔を忘れられてもその“髪形”だけは覚えられており、『らっきょヘッド』や『らっきょ頭』等と不本意なあだ名を付けられてしまいました・・・。

 そして、189.2cmと長身な上に体重も74.3kgと、高校一年にしてはそれなりにガッシリした体型の男子です。しかし、最近の悩みが『クラスの女子に「金田一君って“大きい”っていうより“長い”って感じだよね」と言われた』ですので、もしかしたら結構イジられキャラなのかもしれません。それを証明するかのように、本誌扉絵では、何故か鎧武者姿の「及川」に跨られる馬役を“させられて”いたようです・・・。そんな金田一に「岩泉」からは、「嫌な事は嫌って言え」と言われはしましたが、どうやら助けては貰えなかったようです。

■王様と庶民

 本作のもう一人の主人公でもある「影山」や「国見」とは、北川第一中学時代は同じチームメイトでした。影山の高い技術や実力を認めはしていたようですが、その勝ちに拘るだけの独善的で自己中心なプレーに辟易し、とうとう試合中でありながら、チームメイトと共に影山のトスを無視してしまいます。そんな過去や因縁を経ていた為、影山には決して良い印象を持たぬまま青城へと進学し、チームメイトや「日向」にも「影山のトスは最悪」などと毒付いてもいました。

 しかし練習試合の後、烏野バレー部で、“変わった”影山と和解し、どこか悔しい思いもその言葉や表情で語っていました。もしかしたら金田一は、今のような影山とプレーをしてみたい思いを抱えており、“王様”だった影山を自分達ではなく他の誰かに、それもこんな短期間で変えられてしまった事が口惜しかったのかもしれません。

 こうした一連の出来事があったせいで、当初は嫌味なキャラにも思われがちだった金田一ですが、本来は気遣いの出来る先輩思いな人物です。同チームの主将である「及川」に鉄拳を落とそうとする「岩泉」を止めたり、及川の体調を心配したりと。どうやら良き後輩として、自然な気配りも出来るようです。また、二年の「矢巾」とは、事ある毎に一緒にいる場面も描かれており、色々な意味で先輩からは可愛がられている金田一なのです。

■素直な性格

 影山との因縁以外は基本、金田一と言う人物はかなり素直な性格のようです。及川から指示されたタイミングや高さのトスも、打ち辛いと感じながらも「お前の本当の打点」の言葉に従い、まんまと及川の思惑通りのプレーが出来るように。また、その長身を活かした前衛でのブロックは脅威でもあり、高くなった打点から振り下ろされるスパイクは烏野メンバーを苦しめました。

 余談ではありますが、及川の強烈なサーブから守るかのように、金田一は両腕で後頭部を覆っているシーンがあります。これも及川のサーブを信じていないのではなく、及川が強いサーブを打つ事を信じている結果の様にも思えます。

 そして、コミックス巻末のおまけ漫画では、青城メンバーと入ったラーメン屋で敗戦後の悔しさや、先輩への申し訳なさで号泣・・・。そのまま泣き顔を隠す事無くラーメンを食べ続け、その日のうちに走り込みを始めていました。三年生が存外元気だったと言う仲間へ、金田一は「・・・家に帰って一人になったら どうしようもない時間が来るんだよ」と、彼らの胸のうちを汲み取り、代弁さえするのです。人の気持ちや辛さも分かる、これもまた「金田一勇太郎」の魅力の一つかもしれません。

■新たなる始動

 敗戦と同時に、頼りになる三年生は引退してしまいます。だからこそ、次の世代を担う一人としてすぐに動き始める「金田一勇太郎」。先輩たちの無念を晴らすため、自身の雪辱を覆すため。影山との因縁やわだかまり、そして敗戦を乗り越えた「金田一勇太郎」は更に強敵となり、烏野の前に立ち塞がる事でしょう。


【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:高塔(キャラペディア公式ライター)

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