【冴え女シリーズ(10)】[ドSなイケメン茶道プリンス様]第6話(後半)「心配しているんだぞ」

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2016年01月22日 10:40  キャラペディア

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※この作品は、キャラペディア公式無料アプリ【冴えない女子が一時間で告白されるハズがない!?(ボイス&イラストアニメーションドラマ集)】に収録されている作品およびストーリーの一部となります。同作品を、「声優&イラスト」付きのアニメーションドラマとしてご視聴されたい方は、是非無料アプリ【冴えない女子が一時間で告白されるハズがない!?】をダウンロードしてお楽しみ下さい。詳細は↓から。


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【冴え女シリーズ(10)】[- ドSなイケメン茶道プリンス様 -]

■作品概要
しずかは幼い頃から、幼馴染で茶道家の「蓮条寺」が師範を務める茶道教室に通っている。小さな頃は仲の良かった二人だったが、成長するにつれて次第に疎遠に。そんなある日、稽古の後で「蓮条寺」から「話がある」と呼び止められるしずか。少し世間知らずの茶道家「蓮条寺」の一途な恋に胸キュンなラブストーリー。


●第6話(後半)「心配しているんだぞ」


蓮条寺「そうだな。師範は弟子の一人ひとりに気を配り、弟子は師範の存在を感じながら集中する。日々の稽古は、実践に通じているのだ」

しずか「私も、先生のような存在感が出せるように努めたいです・・・」

蓮条寺「よかった。茶道への熱は、まだあるようだな」

しずか「・・・?」

蓮条寺「このところ、お前の様子がおかしいと、私は感じている」

しずか「・・・」

蓮条寺「稽古中はうわの空。点前も機械的にこなしているだけなど・・・お前らしくない」

しずか「すみません、」

蓮条寺「謝らなくても良い。どうしてそんなことになってしまったのか、それが知りたい」

しずか「・・・」

蓮条寺「なにか、あったのか?」

しずか「・・・別に、なにも」

蓮条寺「私の見立て違いか・・・」

しずか「気にかけて頂いて、感謝します・・・先生」

蓮条寺「いや・・・わざわざ時間を取らせて悪かった。だが・・・」

しずか「なんでしょう、」

蓮条寺「なにか困っていることがあれば、すぐに言ってくれ」

しずか「・・・」

蓮条寺「力になれることも、あるかもしれない」

しずか「まさか、先生にそんなこと・・・お願いできません」

蓮条寺「やはり、なにかあるんだな」

しずか「・・・そういう意味では、」

蓮条寺「お前はすぐ、顔に出る」

しずか「!」

蓮条寺「隠し事には向いていない。昔からそう言っているだろう?」

しずか「・・・そう、ですね」

蓮条寺「・・・教えて、くれないか」

しずか「え・・・?」

蓮条寺「これでも・・・お前のことを心配しているんだぞ」

しずか「し、心配・・・?」

蓮条寺「おかしいか?」

しずか「いえ・・・」

蓮条寺「昔はあんなに快活だったお前が、すっかりなりをひそめている」

しずか「・・・私も、大人になりましたので」

蓮条寺「それだけではないだろう」

しずか「どうして、先生にそのようなことがお分かりになるんです。週に二度、お稽古でお会いするだけなのに」

蓮条寺「・・・お前のことなら、なんでもわかる」

しずか「・・・?」

蓮条寺「お前が私のことをわかる程度には、な」

しずか「私が・・・」

蓮条寺「そして、お前が私のことを気にかけてくれている程度には、私もお前のことを気にしている」

しずか「・・・」

蓮条寺「私を安心させるためと思って、話してはくれないか」


【冴え女シリーズ(10)】[- ドSなイケメン茶道プリンス様 -]第7話(前半)へ続く


●出演キャラクター

蓮条寺泉水(れんじょうじいずみ)25歳:茶道家
野口しずか(のぐちしずか)25歳:家事手伝い

●声優および制作クリエイター

シナリオ:藍沢涼
イラスト:和音ハカ
男性声優:武田直人
女性声優:寺崎まどか

●アプリ概要

様々なシチュエーション、たくさんのイケメン&イケボ男性との1時間のオリジナルラブストーリー(ボイス&アニメーションドラマ)を集めた、女子のための図書館、もしくは映画館のようなラブドラマアニメーションアプリです。

●アプリダウンロード

App store
https://itunes.apple.com/jp/app/id984016474

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