【アニメ漫画キャラの魅力】温かな目で部員を見守るポエミーな現代文教師「武田一鉄」の魅力『ハイキュー!!』

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2016年01月29日 09:30  キャラペディア

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『ハイキュー!!』は週刊少年ジャンプにて連載されている、高校バレーの魅力がギッシリと詰まった作品です。連載当初のキャッチフレーズは「劇的青春」。また、作中では敵味方校共に個性あふれるキャラクターが多数登場し、多くのファンを魅了しています。コミックスの他にも、ノベライズ(小説)や四コマ本も刊行されており、TVアニメ放映は第二期が、前後編形式でTVアニメの総集編が劇場映画として上映されました。また3DSゲームの他にも、バレーボールを題材にした新しいカードゲーム「バボカ」も発売されています。今回は、そんな『ハイキュー!!』から、未経験でありながらも必死に烏野高校バレー部顧問を務める「武田一鉄」先生の魅力についてご紹介させて頂きます。


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⇒武田一鉄とは?(ハイキュー!!)
http://www.charapedia.jp/character/info/6603/


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■バレー未経験

 「武田一鉄(たけだいってつ)」こと武田先生は、烏野高校男子バレー部に今年から“穴埋めのように”就任したばかりの顧問です。烏野高校では現代文を教える教師ですが、バレーは未経験。それゆえルールも理解出来ていないため、自身でも勉強しつつ、コーチである「烏養」や部員に色々と教えてもらいながら懸命に取り組みます。

 何事にも熱心な性格らしく、“名将”と呼ばれた前「烏養」監督の孫「烏養(繋心)」へのコーチ依頼を、何度断られ続けても食い下がり、最後には根負けに近い形でコーチへと就任させます。また、技術面で指導が出来ない代わりにサポートに従事し、部員らの為に奔走。頭を下げ、烏野バレー部の精神面を支えてくれています。現代文教師たる所以か、選手を鼓舞する言葉がいつも詩情的で、自身でも熱く語った後に「ポエミーだったかな」と照れたりも。

 生徒や部員等には慕われており、一部の生徒からは「武ちゃん」「武ちゃん先生」など、愛称でも呼ばれています。しかし、最近の悩みが“生徒に「先生メガネダサイ」と言われた”とあるように、慕われ過ぎたせいで結構ズバズバと厳しい事も言われているようです。

■誰よりもたくさん頭を下げた理由

 武田先生と言えば、いつも誰かに頭を下げている姿が印象的です。暴走気味の烏野バレー部員のせいで、校長及び関係者に。烏野が弱小になってからは、疎遠になった相手校へ練習試合を申し込む際に。コーチを頼む為に烏養(繋心)へ。音駒を含む梟谷学園グループの合宿に参加出来るよう取り計らって貰う為に。本当に惜しみなく頭を下げ、部員らの為に奔走しました。無論、その事に気付く者も多く、音駒高校の「猫又」監督なども、「あんたが不恰好でも頑張ってれば生徒はちゃんとついてくる」とエールを送りました。

 合同合宿や練習試合のお膳立てに苦労しても、それをおくびにも出さず、それどころか惜しみなく汗や涙を流す武田先生。「君らは強く強くなるんだな」。部員らにそう言葉を贈ったように、武田先生自身も強くなろうとしているのかもしれません。

■意外な一面

 身長が166.5cmと、男性にしては少し小柄。29歳でありながら、どちらかと言えば童顔な武田先生ですが、意外な事にどうやら酒豪のようです。東京合宿では田中の姉の「冴子」や猫又監督と、かなりの量のお酒を飲んでいましたが、翌日はその気配すら残してはいません(武田先生より体も大きく3歳も若い烏養は酔い潰れていました)。また、コミックスでは登場しませんが、小説版やアニメでは料理上手な一面も見せています。

 いつも何かにぶつかって転んだり、誰にでもペコペコと謝る武田先生のその姿は、一見ドン臭そうにも思えます。しかし、武田先生が何事に対しても“熱い”性格なのは間違いないでしょう。

 土下座が得意だと自分で言ってしまい、生徒に涙ぐまれてしまう武田先生。しかし、これからも彼らの為に惜しみなくその頭を下げ、汗や涙を流しながら頑張り続ける烏野排球部の熱い顧問としての姿。それこそが「武田一鉄」の魅力なのかもしれません。


【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:高塔(キャラペディア公式ライター)

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