【冴え女シリーズ(10)】[ドSなイケメン茶道プリンス様]最終話(前半)「抱きしめれば良いのか」

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2016年02月02日 12:00  キャラペディア

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※この作品は、キャラペディア公式無料アプリ【冴えない女子が一時間で告白されるハズがない!?(ボイス&イラストアニメーションドラマ集)】に収録されている作品およびストーリーの一部となります。同作品を、「声優&イラスト」付きのアニメーションドラマとしてご視聴されたい方は、是非無料アプリ【冴えない女子が一時間で告白されるハズがない!?】をダウンロードしてお楽しみ下さい。詳細は↓から。


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【冴え女シリーズ(10)】[- ドSなイケメン茶道プリンス様 -]

■作品概要
しずかは幼い頃から、幼馴染で茶道家の「蓮条寺」が師範を務める茶道教室に通っている。小さな頃は仲の良かった二人だったが、成長するにつれて次第に疎遠に。そんなある日、稽古の後で「蓮条寺」から「話がある」と呼び止められるしずか。少し世間知らずの茶道家「蓮条寺」の一途な恋に胸キュンなラブストーリー。


●最終話(前半)「抱きしめれば良いのか」


蓮条寺「ところで以前、私と結婚の約束をしたことをお前は覚えているか」

しずか「えぇっ?」

蓮条寺「六歳のときのことだ」

しずか「そ、そんな昔のお話でしたか・・・」

蓮条寺「流也とお前と私の三人で、いつものように遊んでいて、流也が言い出したのだ。『大きくなったら、しずかねぇちゃんと結婚するんだ』と」

しずか「・・・流也さん、ご近所中のお姉さんみんなと結婚するって言って回ってた時期がありましたからね」

蓮条寺「覚えたてだったのだろう。・・・今でもややその名残があることに恐怖を感じざるをえないが」

しずか「そ、そうなんですか・・・?」

蓮条寺「あいつは昔から女が好きだからな・・・」

しずか「お優しいですから・・・」

蓮条寺「単純に遊び人なのだ」

しずか「そこまで・・・」

蓮条寺「流也がプロポーズしたとき、お前はどう返答したと思う?」

しずか「当時のことですから、軽く『いいよ』と言ったのでは・・・?」

蓮条寺「いや。『私は泉水くんと結婚するからダメ!』と」

しずか「えぇっ?」

蓮条寺「私は茶道の稽古があるために、途中で遊びの輪から抜けることもよくあったから、お前の言葉には驚いた。それで今まで覚えている」

しずか「す、すみません、私・・・すっかり忘れてしまっていて・・・」

蓮条寺「あれ以来、漠然と、私はお前と結婚するのかと思っていた」

しずか「ごめんなさい・・・っ。先生を惑わせてしまっていたんですね・・・」

蓮条寺「いや、私が勝手に思い込んでいただけだ」

しずか「・・・でも、その割には私、ずいぶん冷たく接されていたと思います」

蓮条寺「そうか?」

しずか「私、結構傷付いていたんですが・・・」

蓮条寺「稽古の最中に、他の弟子と扱いに差をつけるわけにはいかないだろう」

しずか「そ、そうですけど・・・」

蓮条寺「それに好きな子はいじめたくなるものだと、昔から言われている」

しずか「・・・もう、」

蓮条寺「だが、寂しい思いをさせていたのなら、すまなかった」

しずか「いえ・・・」

蓮条寺「実際に結婚というものが眼前に迫ってきて、私はようやく気付いたのだ。お前しかいないと」

しずか「・・・」

蓮条寺「蓮条寺家の当主として、遊びの色恋沙汰など許されない。付き合うということはすなわち、結婚するということだ」

しずか「・・・そう、なのですか」

蓮条寺「私と、結婚してくれないか」


【冴え女シリーズ(10)】[- ドSなイケメン茶道プリンス様 -]最終話(後半)へ続く


●出演キャラクター

蓮条寺泉水(れんじょうじいずみ)25歳:茶道家
野口しずか(のぐちしずか)25歳:家事手伝い

●声優および制作クリエイター

シナリオ:藍沢涼
イラスト:和音ハカ
男性声優:武田直人
女性声優:寺崎まどか

●アプリ概要

様々なシチュエーション、たくさんのイケメン&イケボ男性との1時間のオリジナルラブストーリー(ボイス&アニメーションドラマ)を集めた、女子のための図書館、もしくは映画館のようなラブドラマアニメーションアプリです。

●アプリダウンロード

App store
https://itunes.apple.com/jp/app/id984016474

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