(C)CHARAPEDIA※この作品は、キャラペディア公式無料アプリ【冴えない女子が一時間で告白されるハズがない!?(ボイス&イラストアニメーションドラマ集)】に収録されている作品およびストーリーの一部となります。同作品を、「声優&イラスト」付きのアニメーションドラマとしてご視聴されたい方は、是非無料アプリ【冴えない女子が一時間で告白されるハズがない!?】をダウンロードしてお楽しみ下さい。詳細は↓から。
キャラペディア公式無料アプリ【冴えない女子が一時間で告白されるハズがない!?】【冴え女シリーズ(11)】[- マスターの不器用な優しさに -]
■作品概要
信じていた親友にずっと好きだった人を取られ、傷心中の蘭。もう恋なんてしないとやさぐれる彼女の心を癒してくれるのは、行きつけの喫茶店のツナサンドとマスターの優士の淹れてくれるコーヒーだった。毒のある優士の言葉に最初はむっとしていた蘭だったが、段々彼の優しさに気づきだして・・・?
●第3話(後半)「愛想つかされたのか?」
蘭 「あ、そう、そうだった。ツナサンドに夢中になってて。だって本当に美味しいんだもの。ツナとマカロニの比率が完璧だわ。これ、ただ普通にマヨネーズと塩コショウでツナを和えているわけじゃないんでしょ?どうしたらこのコクがでるのか教えてくれない?マスター」
優士「企業秘密だ。あと君は言ったそばから話が脱線している。もしかして話を聞いてほしいと口では言っているが、実際は言いたくないのか?」
蘭 「そういうわけじゃないの。話は聞いてほしいんだけど、」
優士「まずツナサンドを皿に戻せ。ものを食べながら人と話すんじゃない」
蘭 「はい、すみません・・・・・・」
優士「今のは女性だからうんぬんじゃなくて、大人としての話だからな」
蘭 「失礼しました。うーん、何から話していいのやら。私は千葉県生まれ千葉県生まれで」
優士「おいおい勘弁してくれ。生い立ちから話す気か?」
蘭 「あ、さすがにさかのぼり過ぎか」
優士「今回あった出来事を簡潔に話してくれ。ちなみに俺は君の生い立ちは大体知っているから、今後も話さなくていい」
蘭 「え、なんで知ってるの?」
優士「本庄君が、俺に話したんじゃないか」
蘭 「そうでしたっけ」
優士「そうだ、本庄君がまだウチにきて間もないころについうっかり聞いてしまったんだ。あの時の俺はどうかしていた。おかげで俺は君がいつ初恋をしたのかも、その初恋の相手がどんな奴だったかも知っている」
蘭 「やだ、忘れてよ、そんな昔の事。恥ずかしい」
優士「俺だって忘れたい。こんなどうでも良い情報1ミリも役に立たない。脳の無駄遣いもいいところだ。だが、残念ながら俺は物覚えが良い方でね。話したことすら忘れてしまうような君と違って」
蘭 「うう、言い返せない」
優士「はぁ・・・・・・君と話していると脱線ばっかりだ」
蘭 「マスターもちょっとは悪いと思うんだけどなぁ」
優士「なんだって?」
蘭 「マスターが茶々をいれなきゃ私だってもっとスムーズに話せるのに」
優士「俺が悪いんじゃない。ツッコミどころの多い君が悪いんだ」
蘭 「そんなにツッコミやすいのかなぁ私って」
優士「自覚がないのが恐ろしいな。ほら、本題はどうした。いいか、簡潔にわかりやすくだからな」
蘭 「だから、ともだちにずっと好きだった人をとられたんです」
優士「それは知ってる。だからどうしてそんな事になったんだ」
蘭 「それを今から話すんだって。もう、マスターはせっかちだなぁ」
優士「お、抑えろ俺・・・コイツは曲がりなりにも客・・・・・・曲がりなりにも女・・・・・・トレイで叩いちゃだめだ・・・」
【冴え女シリーズ(11)】[- マスターの不器用な優しさに -]第4話(前半)へ続く
●出演キャラクター
関優士(せきゆうし)32歳:喫茶店のマスター
本庄蘭(ほんじょうらん)28歳:OL
●声優および制作クリエイター
シナリオ:久潟椎奈
イラスト:和音ハカ
男性声優:涌井直輝
女性声優:鳥居みのり
●アプリ概要
様々なシチュエーション、たくさんのイケメン&イケボ男性との1時間のオリジナルラブストーリー(ボイス&アニメーションドラマ)を集めた、女子のための図書館、もしくは映画館のようなラブドラマアニメーションアプリです。
●アプリダウンロード
App store
https://itunes.apple.com/jp/app/id984016474