「男性の育児参加の流れが変わらないように」辞職する宮崎議員「妻をサポートしたい」

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2016年02月12日 15:12  弁護士ドットコム

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「わたくしの理想の政治を追い求める資格をもらえるよう、一から出直したい」。第一子の出産直前に女性タレントと一夜を過ごしたという「不倫疑惑」が週刊文春に報じられた自民党の宮崎謙介衆議院議員(35)が2月12日、東京・永田町の衆議院議員会館で記者会見を開いた。宮崎議員は「不適切な関係」を認めたうえで、議員を辞職する意向を表明した。


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「女性にだけ働け、産め、育てろというのはおかしい」。宮崎議員は昨年12月下旬、男性国会議員として初めて「育児休暇」の取得を宣言し、「イクメン議員」として注目を集めた。そんな宮崎議員の不倫疑惑に関する記者会見とあって、この日は100人ほどの記者・カメラマンが会場に詰めかけた。



宮崎議員は会見冒頭から、有権者や支援者、妻で同じ自民党の金子恵美衆議院議員(37)などに向けて、「心からお詫び申し上げます」と謝罪の言葉を繰り返し、計約10回も頭を深く下げた。そのたびに、まばゆいばかりのカメラのフラッシュがたかれた。宮崎議員の左手薬指には結婚指輪らしいものがはめられていた。



●「男性の育児参加が絶対に必要だと思った」


今回の不倫騒動は、子育て世代の悩みの一つである「育児休暇」について、宮崎議員が積極的な発言を始めたときに発覚した。宮崎議員は不倫騒動について謝罪の言葉を述べながらも、男性の育児休暇について次のように熱く語った。



「国会議員に『育休はなじまない』と言われるなか、子育て世代は切実にやっている。少子化対策などで、男性の育児参加が絶対に必要だと思った」



「育休を阻んでいるのは社会の空気で、それを変えてほしいという思いを受けていた。世の中で大きな議論がおきて、機運が変わって行く中、軽率な行動で水をさしてしまった。不徳のいたすところだ。この流れが変わらないように願うばかりだ」



この記者会見は約1時間に及んだ。その間、宮崎議員は一度もイスに座ることなく、ときおり目に涙を浮かべながら報道陣の追及に応じた。フジテレビの記者から「議員辞職後は、育児休暇をとるのか?」という皮肉めいた質問を受けると、宮崎議員は「辞職後のプランは未定だ」「謝罪の意味を込めて、できるかぎり妻をサポートしていきたい」と話した。


(弁護士ドットコムニュース)


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  • その妻に「洗いざらい話した」と言うが会見での文春砲「他の女性とも結婚後に浮気していますよね」は絶対奥さんは寝耳に水でしょ…産まれてきたばかりの赤子に複雑な感情を抱かせてよくもまあぬけぬけと… 辞職する宮崎議員「妻をサポートしたい」
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