第二王子「ゼン」預かりとなってから、素直(すぎる)ゼンと白雪に影響され、本人も知らぬ間に大きく変わっていった「オビ」。今回は、どんどん柔らかく素敵になっていく「オビ」の魅力について、ご紹介させて頂ければと思います。
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【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】
■能ある鷹は爪を隠す
最初は、第二王子ゼンに近づく(付け入ると思われていた)白雪を、ゼンから遠ざけるためにハルカ候に雇われた刺客でしたが、事が露見してからはゼンに手綱を預け、ゼン専属護衛となったオビ。身も軽く、特に頭を使う事も苦手ではなく、ドが付くほどに真面目なリュウ・白雪コンビは、オビの軽い一言をきっかけに解決の糸口を見つけます。オビ自身はそんな様子などこれっぽっちも見せませんが、実はすべて分かってやっているのでは?と思ってしまうほど、色々な能力がとびきり高いのです。その実力は、ミツヒデや木々のお墨付きです。
■いつも変わらずひょうきん
オビは、皆がシリアスになってしまうような場面でも、いつも変わらずひょうきんです。それはゼンの兄、クラリネス第一王子である「イザナ」に会った時も同じでした。彼のその発言は周りの重い雰囲気を一掃出来る大切なものです。オビ自身が重い雰囲気を好まないのでしょう。白雪もオビの前では“格好つけ装備”をはずしてしまうと述べていました。その“軽さ”で相手の余分な力みまで抜いてしまえるのもまた、オビの魅力と言えるでしょう。
■大切な人を大切にする心
オビの魅力を引き出したのは、何といっても白雪とゼンの2人。自分達に危害を加えようとしたオビに笑顔で礼を言えてしまうような二人に触れ、オビからだんだんと棘が抜けていった気がします。白雪に心配されたと初めて気付いた時、白雪に対して素直に謝るオビの姿にはなかなか胸を打つものがありました。そして、それ以上に胸を打ったのが・・・ゼンに対して白雪への想いを正々堂々と打ち明けるオビの姿。あのオビが唯一真剣に話したシーンかもしれません。周りの人に大切にされ、周りの人を大切にする事、大切に思う事を知ったオビは、きっとこれからもどんどん強くなっていく事でしょう。
原作の展開を見る限り、これからどんどんゼンと白雪には難題が降りかかる事でしょう。しかし、きっとそんな難題を軽くしてくれるのがオビです。今までのように、彼の身軽さが二人を支え、二人を取り持っていくのだと思うと、今まで以上にオビの活躍が楽しみで仕方ありません。
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★記者:もぐおか(キャラペディア公式ライター)