宇野亞喜良の新作個展、平安時代の「をかし」がテーマの作品群

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2016年02月15日 20:30  CINRA.NET

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宇野亞喜良『虫めずる姫 壱』
『〜をかし愛らし〜宇野亞喜良展@ISETAN』が、3月2日から東京・伊勢丹新宿店本館5階アート&フレームで開催される。

同展は、寺山修司の劇団「天井桟敷」の舞台美術や衣装などを手掛けたことでも知られるイラストレーター・宇野亞喜良の個展。平安時代の日本文学における美的理念「をかし」をテーマに描き下ろした『をかし』シリーズなど、新作の版画や原画が展示される。

『をかし』シリーズの作品のひとつである『虫めずる姫』は、平安時代に書かれたとされる短編集『堤中納言物語』の1篇『虫愛づる姫君』をもとにした作品で、虫をかわいがる姫のストーリーが宇野独自の世界観で描かれている。なお『虫愛づる姫君』は宮崎駿の漫画『風の谷のナウシカ』の原案とも言われている。

会場ではグッズや書籍などを販売。3月5日と13日には宇野によるサイン会が開催され、参加券は、3月2日からグッズ購入者先着100人を対象に配布される。
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