【アニメ漫画キャラの魅力】驚くべきは強さより優しさより・・・サイズ!?山の「フドウ」の魅力『北斗の拳』

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2016年02月19日 11:21  キャラペディア

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南斗五車星のひとり、山の「フドウ」。同居しているたくさんの子どもたちはフドウ父ちゃんの寝返りで毎晩圧死の危険に晒されています。まるで母豚が寝返りを打つたびに命の危険が迫る子豚状態です。かつてユリアに「これが命よ」と掌に乗せられた子犬など豆粒です。しかし、公式には「身長225cm」とされており、ラオウが210cmですから、頭半分大きいだけのハズ・・・ですが、どう見ても小学生と高校生です。ちなみに、少年バトル漫画においては、「化物みたいに大きい敵は味方になると並の大男になるの法則」(仮称)がありますが、フドウの場合は最初から味方、最後までデカイ、見事にこの法則を破りました。


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⇒フドウとは?(北斗の拳シリーズ)
http://www.charapedia.jp/character/info/15274/


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■大男の悲劇

 「フドウ」といえば、やはり“ラオウとの戦い”が心に焼き付いているのではないでしょうか?しかし、ラオウよりもはるかに大きなフドウ。どれだけ血まみれになっていようとも、あまり悲劇性を感じない事は彼の悲劇かもしれません。いくらラオウが「その肉体はすでに砕け散っているはずだ」と言っても、ラオウよりも大きなフドウには、あまり現実感が無いのです。

■ラオウ打倒への最初のステップ

 風のヒューイや炎のシュレンには極めて気の毒ながら、南斗五車星は実質「ジュウザ」と「フドウ」の二人がいればストーリー的には成立してしまいます。多少“五行説”っぽくする為、そしてアニメの尺それぞれ1.5回分の消化くらいにしか、ヒューイとシュレンは役立っていない気も・・・(誰か一人忘れているような・・・)。そしてフドウは、「ラオウに最初に勝った男」という栄光に浴しているのです。フドウが“恐怖”を、ユリアが“哀しみ”をラオウにもたらし、ケンシロウとの最終決戦へ・・・という流れを見れば分かる通り、「フドウ」の犠牲はラオウ打倒への最初のステップという、極めて意義のあるものだったのです。

 強さと優しさを兼ね備えた大男、山の「フドウ」。名作『北斗の拳』において、絶対に欠かせない名キャラクターのひとりでもあります。まだ見た事が無いという方は是非、ご自身の目で「フドウ」の魅力ある活躍ぶり(サイズ感も含め)をご堪能下さい。


【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:ルーデル(キャラペディア公式ライター)

このニュースに関するつぶやき

  • 山の「フドウ」の魅力『北斗の拳』 (キャラペディア - 02/19 11:21) 北斗の拳は「死」をとても繊細に扱うマンガ。(ヒャッハー達は別だが)だからフドウの死に様には泣いた。「退いた俺を何故射ぬ!?破れて命を拾おうと思わぬ!」とラオウが敬うほどの優しき強さ!
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