大人気漫画およびアニメ作品『テニスの王子様』。物語の中で無敗を誇る王者立海(立海大学附属中学校)。今回は、そんな常勝校である立海大附属中3年生「丸井ブン太」の魅力についてご紹介したいと思います。
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【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】
■ボレーのスペシャリスト
もう、その戦い方はスポーツの範疇を超え、バトル技の繰り出し合いになっている『テニスの王子様』。そんな中「丸井ブン太」は、ネットの上にボールを転がす「綱渡り」や、鉄柱にボールを当て様々な角度に軌道を変える「鉄柱当て」など、非常にテクニカルな「妙技」を駆使します。丸井君の戦い方は『テニスの王子様』らしからぬ(?)、普通のテニス漫画のように確実な点を取りに行くスタイル。ある意味『テニスの王子様』の中では異彩を放っているかもしれません。
一見、地味なプレイスタイルではありますが、赤い派手な髪の毛に、「天才的だろぃ」「シクヨロ」などの決め台詞と個性はばっちり。作品の中では“常識人”の枠が取れませんが、それはそれで丸井君の魅力なのです。
■甘いもの大好き
基本的に甘いものが好きで、試合中でも常にガムを噛んでいるほど。審判に怒られないのかとも思いますが、選手が瀕死の状態であってもさほど注意されないくらいなので、問題ないでしょう。趣味は「ホテルのバイキングに行く事」で、食べるだけでなく“ケーキ作り”を特技としています。ちなみに、ファンブック「テニスの王子様20.5巻」のプロフィールでは、164cm・62kgという他のキャラよりも太っていた事(のちに作者は誤植と釈明したが、定着しすぎた為に設定が変わることは無かった)で、食いしん坊キャラが周知されました。
少年漫画では異例の恋愛ゲーム『テニスの王子様 ぎゅっと!ドキドキサバイバル 海と山のLove Passion』では、たびたびヒロインからガムを貰う場面があり、その後に付き合い始めるので、食べ物で釣られたのではないかという疑念も。そんな中学生らしい一面にも思わずキュンときてしまいます。
■面倒見の良い性格
彼の決め台詞「天才的だろぃ」「シクヨロ」などからも分かるように、比較的軽い性格の「丸井ブン太」ですが、決して軽いだけの男ではありません。3人兄弟の一番上という事もあってか、OVAでは後輩の「切原赤也」くんに積極的に関わっていくなど、なかなか面倒見の良い一面を見せてくれます。また、『新・テニスの王子様』では、君島と部長幸村の病気をアメリカで治療する事を交渉するなど仲間想いな面も。
明るくポジティブな彼は、厳格な立海の中のムードメーカーといっても良いでしょう。ダブルスの相棒ジャッカルと軽い掛け合い漫才をしてみたり、あまり他校と交流する描写のない立海において、丸井は氷帝の芥川次郎君に尊敬され交流もあります。一見軽そうに見えて実は面倒見の良い性格。こんなギャップも彼の魅力のひとつでしょう。
まだまだ連載が続いている『新テニスの王子様』。これからの「丸井ブン太」の成長からも目が離せません。
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★記者:ゆーな(キャラペディア公式ライター)