ところが、数原の口から「Skoop On Somebody」というバンド名が出ると「んん?」と内田は状況を理解できないようだ。さらに「もう小学生の頃から聴いていて」と続けたところで「えー! どういうこと!?」とトーンが上がり、「そんなに小さかったの?」と驚く。彼が「小学校3、4年生くらいでしたね」と答えたところで「23歳ですもんね、そんなもんですよね」と世代の差を痛感するのだった。
バンド・Skoop On Somebody(スクープ オン サムバディ)は、1995年に3人で“SKOOP”として結成され、その後バンド名を改めた。メンバーは2人となったが現在も活動している。数原龍友が3歳の頃に結成したバンドではあるが、彼は今でも聴くという。
内田恭子はSkoop On Somebodyの結成当時19歳頃だった。そのため数原龍友が「親の世代のアーティスト」としてその名を挙げた時に「え、最近じゃない!」と思ったという。「ちなみに私の父がよく聴いていたのは、山口百恵さんでしたから…」と感慨深げに明かしていた。