ライブチケットの当選確認をする前だけ「神様仏様！」　都合のいいときだけ頼ってしまったこと

日頃から信心深いなら別ですが、苦しいときだけ頼りにするという人も多そうなもの……。「こんなときだけ頼られてもねぇ〜」と、今にも天の声が聞こえてきそうです。「神様仏様！」と、都合のいいときだけ願ってしまったことについて、ヒトメボ読者に聞いてみました。

「お姉ちゃんが欲しい！」 子どもの頃の無茶すぎるおねだり

●通勤電車でお腹が痛くなって「助けて！」
「電車通勤の腹痛ってまさに地獄ですよね。満員電車でただですらイライラするのに、お腹まで痛くなったらもう生き地獄。普段は神様とか信じないけど、この瞬間だけは『神様助けてください』って思っちゃいます」(千葉・25歳男性)

　はやく駅に着きますように！　とも願ってしまいますよね。まぁ、トイレに行ったら祈ったことすら忘れちゃうんですけど……。

●財布を落として「どうか見つけてください！」
「財布を落としてしまったときは『神様仏様どうか見つけてください』って祈っちゃいますよ。だって見つかるも見つからないも本当に運じゃないですか。そういう自分にはどうしようもできないときだけ頼っちゃう」(大阪・22歳女性)

　神仏を頼ってしまう気持ちも、分かります。とりあえず警察にもお願いしておきましょう。

●全く勉強してない試験の日に「信じてます！」
「全然勉強しないで試験を受けるときは、マジで神様信じます。でもいくら神様リスペクトしたっていつも赤点なんで、そろそろ神様信じられなくなるかも……。いや、勉強しない自分が明らかに悪いんですけどね」(神奈川・17歳男性)

　運も実力のうちと言いますし、神様も「信じてたのに！」と責められるのは理不尽でしょう……。あきらめて潔く勉強してください。

●告白の返事をもらう前に「OKさせて！」
「告白の返事待ちのときって、神頼みしちゃいますよね。OKしてくれるかどうかなんて相手次第なんですけど、その子にOK以外の選択肢を与えないでくれとか無茶苦茶なお願いをしちゃったり……」(埼玉・23歳女性)

　愛のキューピッドを派遣してくれたらいいですけど、たぶん「人間って無茶なこと願うなぁ」なんて思われているでしょうね。

●チケットの当選結果発表前に「当たりますように！」
「ライブのチケットの倍率がいつも高いから、そのときは神様仏様を召還しちゃいます。そもそも何の神様に頼んだらいいんだろう。ライブの神様というか、チケット当選の神様っているのかなとかたまに思うけど。でもやっぱり『とりあえず神様！』って感じでお願いしちゃう」(茨城・21歳女性)

　八百万の神のなかにはライブの神様もいるかもしれませんが、おそらく「とりあえず」で呼び出せるような存在ではないと思います……。

●旅行の前に発熱して「インフルエンザじゃありませんように！」
「熱が出ると、嫌な仕事の前日だったら『どうかインフルエンザでありますように』って願うし、旅行の前だったら『絶対インフルエンザじゃありませんように』って願ってる。神様、わがままでごめんなさい」(群馬・25歳男性)

　おそらくその時点で、インフルかどうかは確定していると思いますけどね。


　困ったときだけ頼りにしちゃう。お願いなんて、得てして自分本意なものです。神様、仏様、こんな人間たちをどうかお許しを……。

（鴨志田あかり/Concent）