「セーラープルート」に変身する能力を持つ女性「冥王せつな」。マゼンタ色の瞳と深緑色のロングヘアー。どこかミステリアスで神秘的な雰囲気を纏う大人の女性です。今回は、そんな「冥王せつな」の魅力について紹介させていただきます。
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【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】
■セーラープルートの転生した姿
原作では、「セーラープルート」は2人(といっても同一人物ですが・・・)存在します。1人目は30世紀編でキングエンディミオンに恋心を抱きつつも、未来のクリスタルトーキョーを救うために命を落とした儚い戦士。もう1人は破滅の神を倒す為に転生してきたセーラープルート。こちらはキングエンディミオンへの恋心はとうになくし、己の使命を全うするために戦おうとする凛とした戦士です。どちらも同じプルートですが、少し違うプルート。どうやら「ちびうさ」もそれを感じ取っているようです。同じ人物にも関わらず、作中で印象の変わったとても稀有なキャラクターと言えます。
■知的美人なリケジョ
冥王せつなとして初登場した時の彼女の肩書きは、KO大学理学部の学生で環境の調査をしていました。その後、「ちびうさ」の通う小学校の保健室の先生になったわけですが、その経歴から完璧なる“リケジョ”と言えるでしょう。幼児化した「ほたる」を育てていた時も、せつなが中心となってしつけや教育をおこなっていた事からも、彼女の優秀さが伺えます。しかもその美しさはKO大学NO.1との声もあり、まさに才色兼備。セーラープルートの時も優秀な彼女でしたが、変身していない時でもその優秀さに変わりはないようです。
■プルートしか出来ない事
時空の扉の番人であるプルート。彼女の最大の武器といえば“時間を止める能力”です。この力は、使う事で自分の肉体を滅ぼしてしまうため、安易に使用する事は出来ません。しかし、戦士として正義をつらぬいた彼女は1度この“禁忌の技”を使うのです。そう、プルートの犠牲なしでは、30世紀の地球を救う事はかなわなかったのです。自らの肉体を犠牲にしても他人の為に尽くす。一見すると残酷な使命にも思えますが、真の強さを持った彼女だからこそ出来る技でもあるのです。
セーラープルートは孤独な番人。他者と関わる事を好ましくないとされてきましたが、ストーリー後半では「セーラーウラヌス」や「セーラーネプチューン」と共に行動する事も多く、寂しげな表情も少なくなっていきました。誰かと関わる事により、人は強くなり成長出来るのでしょう。物憂い感じのするセーラープルートももちろん素敵ですが、人に囲まれて笑ったり振り回されるセーラープルートはもっと素敵だと思いませんか?
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★記者:あきにゃん(キャラペディア公式ライター)