教師の両親の下に生まれ、礼儀正しく言葉遣いも大人びた「円谷光彦」。ちょっと長ったらしい説明口調が気になる時もありますが、少年探偵団ではなかなかのブレーンとして活躍しています。今回はそんな、「円谷光彦」の魅力についてご紹介させていただきます。
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【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】
■優等生タイプ
光彦の持つ生真面目さはこの「です」「ます」口調が物語っています。ピンチの時もその口調は変わりません。小学校1年生とは思えない程の知識量を誇り、コナンに代わって推理をおこなう事も。歩美がひらめき担当、元太がアクション担当とすれば、光彦はそれらの情報を分析する知能担当といったところでしょうか。特別何かに秀でた才能があるわけではありませんが、日頃の努力で探偵団には欠かせない人物となっています。
■揺れ動く男心
連載開始時点では、歩美のことが好きでしたが、中盤から恋のお相手が変わります。その相手はなんと「灰原哀」。快活な歩美とは正反対のキャラクターです。性格が生真面目なので恋愛も一途かと思いきや、意外と移ろいやすい光彦なのでした。光彦にとって灰原は同級生ですが、実際は年上のお姉さん。同級生の歩美から年上の灰原まで、光彦の守備範囲は意外と広いようです。
■頑張り屋さん
光彦の良いところ。それは、女子を喜ばせる為に努力を惜しまない事です。そして、その努力も“陰ながら”おこなっているところ。こっそりとホタルを捕獲しに行って少年探偵団のメンバーに心配をかけるといううっかりな一面もありますが、その誠実さは女子には好評です。恋愛感情をストレートに出せない新一(コナン)に、少しは光彦の姿勢を見習って頂きたいものです。
そして、恋愛面だけでなく、普段の生活でもコナンから学んだ知識を生かすなど、応用力もあります。本人はコナンの受け売りで自分は何もすごくない、コナンがすごいと謙遜していますが、身に着けた知識をきちんと生かして行動するあたりは、彼自身を評価して良いのではないでしょうか?
「見た目は子供、頭脳は大人」を地で行く光彦ではありますが、1人で独立して推理をおこなうにはまだまだ経験値が足りません(小学生のくせに、ヒントをもらえば推理出来るというだけでもすごいのですが)。このまま努力を積み重ねれば、いずれコナンに匹敵する探偵になれるかもしれません。あとは阿笠博士に光彦専用の犯人捕獲アイテムでも発明してもらえれば、きっと見事に犯人を追い詰められるはずです。女探偵の歩美ちゃんと、所長の元太と一緒に米花町を守るのは、光彦の頭脳に他なりません。
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★記者:あきにゃん(キャラペディア公式ライター)