慶應義塾大学卒の自虐的な笑いで“シュールの貴公子”と呼ばれブレイクしたふかわりょうが、『笑っていいとも!』のレギュラーになったのは1997年10月からであった。“お昼の顔”として国民的人気番組だった『笑っていいとも!』に、テレフォンショッキングや各種コーナーの単発のゲストではなく、曜日レギュラーとして出演できることは売れっ子芸能人の証だった頃だ。念願のレギュラー入りを果たしたふかわだったが、やる気だけが空回りするばかりで番組に貢献するどころか周囲から浮いてしまう存在に。次第にアルタに向かう足取りが重たくなっていったことを、彼は3月28日の自身のブログ『life is music』で明かしている。