手の不自由な子どもたちが楽しくお絵描き! 3Dプリンタから生まれた便利ツール『GLIFO』がスゴイ

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2016年04月03日 17:02  Pouch[ポーチ]

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病気などで手が不自由になった子どもたちも、思うように文字を書いたり絵を描いたりできるように作られたツール。それが本日ご紹介する『GLIFO』です。

サラ・モナッチ(sara monacchi )さんをはじめとする複数のデザイナーが設計を担当。3Dプリンタを用いて生み出された『GLIFO』は、ユーザーの年齢や個人の必要性に応じて自由にカスタマイズできる点が、最大の魅力であり特徴です。

【カラフルで可愛い!】

プロジェクトを発足したのは、イタリア・ミラノを拠点に活動する、若い障害者を支援する団体「TOG(together to go)」。

花やクマなどを配した色とりどりのパーツから、好きなデザインをチョイス。それぞれの身体的特徴に応じて、細かなパーツを選択して組み合わせます。

それによって身につけやすく、動かしやすくなると同時に、ペンの角度や紙との位置などを、ベストなバランスに保つことができるようになっています。

【お手入れもラクラク】

そうして出来上がった『GLIFO』に色鉛筆やカラーペンなどをセットし、指の先など、それぞれが扱いやすい場所にはめることによって、文字を書いたり絵を描くことができるというツール。

好きな色を使って、好きなように自分を表現することができる『GLIFO』は、使いやすいだけでなく、「手入れが簡単」「持ち運びが便利」といった点においても、人に優しいプロダクトです。

【みんな楽しそうに絵を描いてる♪】

使用している子供たちのイキイキとした表情を見れば、その価値は明白。このプロダクトの誕生を機に、優れた芸術家が生まれたりして!? 人間の可能性を大きく広げてくれるに違いない、非常に魅力的な逸品ですね。

参照元:Behance、Vimeo
執筆=田端あんじ (c)Pouch

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