仕事の飲み会でも終電まで飲む人が約3割
画像はプレスリリースよりお花見や歓送迎会でお酒を飲む機会のある春。上司から誘われる、あるいは同僚や部下から誘われるなど、若手のビジネスパーソンもお酒を飲むことが多いかもしれません。そこで、佐藤製薬株式会社では、社会人歴3年以上で、定職に就いていてお酒を飲む20代の男女618人を対象に、会社における飲み会の実態や、肝臓の疲労度に関する調査を実施しました。
まず、仕事とプライベートにおける4月の飲み会の予定について聞いたところ、1日から10日までの前半に、集中して飲み会の予定が多く組まれていました。ピークは4月2日の土曜日で、27.3%が「飲み会がある」と答えています。ただ、前半に比べて減るものの、10日以降も金曜日から日曜日の週末に予定が組まれている人が多く見られます。
また、「何時まで飲むか」について、仕事の飲み会とプライベートの飲み会に分けて聞きました。すると、仕事では「午後10時頃まで」が最も多く55.7%で、「終電まで」が30.4%でした。プライベートではさらに飲酒時間が伸び、「終電まで」が44.2%まで増加。「午前2時頃まで」が13.6%で、「翌日朝まで」飲む人という人も6.5%いました。飲酒時間が長ければ、それだけ肝臓への負担が大きくなることも懸念されます。
肝臓が疲れていても誘いには応じる傾向
飲み会が続くと肝臓の疲れを感じることもあるでしょうが、そんな時に飲みに誘われた場合、若手ビジネスパーソンはどうするでしょうか。部下からの誘いでは73.3%が、また上司からの誘いでは80.6%が「飲みに行く」と答えました。「若手は飲みに付き合わない」と言われて久しい昨今、誘いに付き合う若手が意外に多いことがわかりました。
肝臓が疲れていても誘われれば付き合うと答えた人に、その飲みの席でどこまでお酒に付き合うか聞いたところ、「とことん最後まで付き合う」と答えた人が、部下(後輩)からの誘いでは38.4%、上司からの誘いでは39.4%でした。「2軒目程度まで付き合う」人を含めると約8割となり、若手ビジネスパーソンはたとえ肝臓が疲れていても、誘いに付き合う傾向があることがうかがえます。
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ただし、誘いには積極的に応じる一方、67.5%が自分から部下(後輩)を「誘わない」と答えています。誘われれば行くという受け身の姿勢を通して、部下を気遣っている様子も垣間見えます。また、50.6%と約半数が、新入社員時代に比べて「肝臓が弱っている」と感じていることもわかりました。20代という若さを考えると、高い数値といえるでしょう。まだ若いからと無理をしすぎずに、計画的に休肝日を設けて肝臓を労るようにしましょう。(林 渉和子)
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