トランプvsヒラリー、支持率はほぼ拮抗で本選は接戦か

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2016年05月12日 11:01  ニューズウィーク日本版

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 ロイター/イプソスの調査から、11月の米大統領選の共和党候補指名獲得をほぼ確実にした不動産王ドナルド・トランプ氏の支持率が急上昇し、民主党の最有力候補とされるヒラリー・クリントン氏と拮抗していることが明らかになった。


 6─10日にかけ、1289人を対象にオンラインで実施された最新の調査によると、クリントン氏を支持すると回答した有権者は41%、トランプ氏は40%、未定は19%で、11月8日に実施される米大統領選の本選が接戦となることを示唆する内容となった。同調査の誤差は約3ポイント。


 前週、テッド・クルーズ、ジョン・ケーシック両氏が共和党候補指名争いからの撤退を表明して以降、トランプ氏が支持率を大きく伸ばしている状況が浮き彫りとなった。


 クリントン氏は今年実施された支持率調査のほぼすべてでトランプ氏をリードしており、これまでに支持率が拮抗したのは数回のみ。直近では、マルコ・ルビオ氏が共和党候補の指名争いから撤退した3月中旬に支持率が拮抗した。


 クリントン、トランプ陣営双方からコメントは得られていない。[ニューヨーク 11日 ロイター]Copyright (C) 2016トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます



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