大野智が最強の忍者に、映画『忍びの国』でアクションに挑戦

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2016年05月31日 11:11  CINRA.NET

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『忍びの国』ロゴ ©2017 映画『忍びの国』製作委員会 ©2008 和田竜/新潮社
映画『忍びの国』が2017年夏に全国東宝系で公開される。

『忍びの国』は、『のぼうの城』『村上海賊の娘』などの著書を発表している和田竜の同名小説をもとにした作品。1579年に起きた天正伊賀の乱を題材に、信長の次男・信雄が率いる織田軍と、超人的な能力を持ち、金のためだけに人を殺める伊賀の忍び軍団との戦いを描く。

主演を務めるのは大野智。怠け者で金の亡者だが、伊賀一の腕を誇る忍び・無門を演じ、アクションにも挑戦する。メガホンを取るのは『殿、利息でござる!』『予告犯』や大野の主演映画『映画 怪物くん』などを手掛けた中村義洋。脚本は原作者の和田が担当する。撮影は7月にクランクインし、10月のクランクアップを予定している。

現在ドラマ『世界一難しい恋』で恋愛ドラマに初挑戦している大野は、『忍びの国』への出演について「今演じている社長役から、次は忍者役へ、役柄は全く違いますが、新しい自分を出せるようチャレンジしてみます!」と意気込みを語っている。

■大野智のコメント
大野智です。
この度、映画では初の時代劇『忍びの国』で主演させて頂くことになりました。
史上最強と呼ばれるほどの忍者の役なので、アクションや格闘のシーンがたくさん出てきますが、久しぶりにご一緒する中村監督の描く世界観に応えられるよう、精一杯頑張りたいと思います!
今演じている社長役から、次は忍者役へ、役柄は全く違いますが、新しい自分を出せるようチャレンジしてみます!

■中村義洋監督のコメント
(主人公と大野は)予想外、規格外なところ、何を考えているのかわからない面白さが、似ていると思います。大野くんの、役に入ったときの得体の知れなさみたいなものをすごく感じていて、ぴったりなんじゃないかと思います。勝手に期待しているところがあって、ただでさえ面白いのに、僕やスタッフが想像できないところまでいってくれるんじゃないかという気がします。
(原作の魅力は)自由さ。今までのどの忍者の世界とも違う、新しい世界であり、自由な感じでありながら、本当はきっとこうだったんだろうな、と思えるところが、(この原作の)一番の魅力だと思います。
(合戦のシーンは)見たことのないものになると思います。今までと全然違うと思います。(アクションは)吹き替えはあまり考えていません。忍術とは本当はどんなだったんだろうな、というのをやる。妖術にはしません。
伊賀の国は実際記録が残っていて、半分は百姓などをしながら諜報活動をしている。その伊賀が攻められたらどうなるか。頭脳戦が繰り広げられる、みたいな面白さがある。スパイなんです。逃げたり隠れたりというのに長けた忍びたちが、自分たちの国を攻められたらどうするか?というお話です。

■和田竜のコメント
脚本を書き始めて足かけ11年。中村監督のようなすごく優秀な監督と、大野さんのような大スターが出てくれるというのは、すごくありがたいなと感じています。大野さんはお会いしたことはないのですが、聞くところによると変わり者のような人らしく、原作の主人公も変わり者なので、そこのところをうまくやってくださるんじゃないかと思っています。
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