ぼくりり新作は『ディストピア』、初回盤に書き下ろし短編小説

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2016年06月10日 20:11  CINRA.NET

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ぼくのりりっくのぼうよみ
ぼくのりりっくのぼうよみの新作EP『ディストピア』が、7月20日にリリースされる。

昨年発表された1stアルバム『hollow world』以来の新作となる同作。ジョージ・オーウェルの小説『1984年』に登場する架空の言語「ニュースピーク」をタイトルに冠した“Newspeak”など全4曲が収録される。

初回限定盤には、収録曲の1曲をモチーフにしたぼくのりりっくのぼうよみによる書き下ろしの短編小説と、次のアルバムの構想が記されたアイデアノートが封入。また6月22日から“Newspeak”の先行配信がスタートする。

■ぼくのりりっくのぼうよみのコメント
今回、CDのパッケージの表側がピースがひとつだけ欠けたパズル、裏側が遺影をイメージしたデザインになっています!
これはEP自体のテーマとして、「いろいろな原因(情報が氾濫していたり、語彙が少なくなって色々なことを考えられなくなったり)で最終的に感性や意識を喪失してしまう」というものを設定していて、表のパズルは「意識というピースを失って不完全になった人間」を、裏の遺影は「時が流れるに従い、様々なものが生まれたり失われたりしていく」ということの象徴として、CDというフォーマットの終焉を表現しようと思いました。まあまだしばらくCDという形で出していくつもりではあるんですけど、「CDである」という意味がどんどん消失していくなかで、また別の付加価値を提供していけたらな〜〜〜とおもっております!!
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