橋本愛が着物で舞う、松雪泰子が1人2役の映画『古都』特報公開

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2016年07月04日 12:51  CINRA.NET

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『古都』 ©川端康成記念會/古都プロジェクト
12月3日から全国で公開される映画『古都』のエンディングテーマ曲と特報が公開された。

1962年に刊行された川端康成による同名小説の現代版として、大人になった主人公たちを描く同作。京都の室町で伝統の継承に生涯を捧げる呉服屋の佐田千重子と大学生の娘・舞、千重子と生き別れた双子の妹で、京都のはずれにある北山杉の里で林業を営む中田苗子と娘の結衣の人生がパリで交錯するというあらすじだ。千重子と苗子の2役を松雪泰子が演じるほか、日本文化を披露するイベントのためにパリに向かう舞役を橋本愛、美術の才能を活かしてパリに留学した結衣役を成海璃子が演じる。

エンディングテーマ曲に起用されたのは、新山詩織が歌う中島みゆき“糸”のカバー。特報には同曲が使用されているほか、松雪泰子の着物姿や、成海璃子が絵を描いている様子、橋本愛が着物で日本舞踊を披露している場面などが確認できる。

■新山詩織のコメント
今回、映画「古都」のエンディング曲を歌わせて頂くことになり本当に光栄です。
今を精一杯紡ぎながら生きる人たちに、この「糸」という楽曲が寄り添ってくれるのではないかと思っています。
映画「古都」と共に「糸」も楽しみにしてください。

■Yuki Saito監督のコメント
「古都」の脚本執筆中に中島みゆきさんの「糸」を聞いた時に、歌詞が一字一句違いなく本作のテーマとシンクロして鳥肌が立ち、エンディング曲にしたいと思いました。
次世代へ伝統をどう継承していくか?がテーマなので、若いシンガーに歌って頂きたいと思い、新山詩織さんの繊細で切なくも、未来に希望を感じる優しい声に一耳惚れして、現代版「糸」を歌って欲しいとお願いしました。
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