Hey! Say! JUMP伊野尾慧、なぜ演技でブレイク? “テキトー王子”のミステリアスな魅力

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2016年07月31日 15:21  リアルサウンド

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 Hey! Say! JUMPの伊野尾慧が、昨年から大躍進を続けている。『めざましテレビ』(フジテレビ系)の木曜パーソナリティや、『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)のMCなどに抜擢され、2017年には映画『ピーチガール』で銀幕デビュー&初主演を果たす。そんな伊野尾が、7月17日から放送がスタートしているテレビドラマ『そして、誰もいなくなった』(日本テレビ系)に出演。評判がすこぶる良いのだ。その理由を考えてみたいと思う。


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 『そして、誰もいなくなった』は、超本格サスペンス作品。藤原竜也演じる藤堂新一は、容姿端麗、頭脳明晰、家族や友人、恋人にも恵まれ、順中満帆な人生を送っている。しかしある日、同姓同名の男“藤堂新一”が逮捕されたことにより、新一の人生が狂い始める。偽物に人生を丸ごと乗っ取られ、次々と不可解な事件が起こっていく……という内容である。


 伊野尾は、藤堂新一の行きつけのバー「KING」のバーテンダー兼オーナーである日下瑛治という役どころ。甘いマスクと華麗なシェイカーさばきが特徴の癒し系キャラだが、どこか裏がありそうな雰囲気の人物だ。例えば第1話では、新一の指紋が付いたグラスを採取。その後も陰りある笑みを見せたり、何かを隠そうとしたり……。さらに第2話では、「KING」の開店資金は手切れ金だったという衝撃の事実も飛び出した。この、二面性のあるミステリアスで掴みどころのない役が視聴者から大好評なのだという。実際、番組プロデューサーの鈴木亜希乃氏も「今まさにこの役に適任の美少年は、伊野尾さんだと真っ先に思いました」と期待を寄せるコメントもしている。(参考:Hey!Say!JUMP!伊野尾慧:日テレ7月ドラマでバーテン役初挑戦 「皆さんの心を奪いたいな」)


 そんな伊野尾は、ドラマの役だけでなく普段からどことなく掴みどころがないキャラクターで人気だ。例えば、Hey! Say! JUMPの2ndアルバム『JUMP WORLD』初回限定盤の特典映像では、こんなシーンがあった。スタッフが照明の明るさを測り、「28.2です」と言っているところへ伊野尾が現れ、「何やってるのかなーってみんな思ってたと思うんですけど、これ僕のオーラを測ってるんですよ。僕のオーラはニッパチコンマニ(28.2)です」と適当発言をし、スタッフから笑いを取った。ファンはこれを「息を吐くようにテキトーに嘘を吐く男」と表現し、ネット上で盛り上がっていたのだ。テキトー王子と呼ばれ、メンバーの山田涼介からは「生きてること自体ノリ」と称されるほど。


 もともとの性格と相俟って、掴みどころのない日下瑛治を不自然さなく、ナチュラルに演じている演技力が評判の良さの鍵ではないだろうか。本人が7月20日発売の「週刊ザテレビジョン」内で「いい人なのか悪い人なのか、あえてわからないようにミステリアスな雰囲気にしたり」と語っているところを見ると、狙った演技ということが分かる。これまであまり演技の仕事がなかった伊野尾だが、掴みどころがない持ち前のキャラと計算しつくされた演技力で、良い役作りができていると思う。実際、日下瑛治の“怪しさ”をしっかり演出できているため、「日下瑛治=犯人説」も浮上しているほど。藤堂を脅迫する声をスローモーションで聞くと、伊野尾の声に聴こえるという噂も立っている。謎が多い日下瑛治が今後どうなっていくのか、最後の一瞬まで目が離せなそうだ。(高橋梓)


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  • いのちゃんゴリ押し過ぎない?好き嫌い結構分かれるタイプだよね…
    • イイネ!0
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