かねてよりHIV・AIDSの蔓延に心を痛めており、2007年にはアフリカの若者をHIV感染から守るべく「The Charlize Theron Africa Outreach Project （通称CTAOP）」なる団体を立ち上げたシャーリーズ・セロン。そのシャーリーズがこのほどインスタグラムに動画をアップし、若者達にこう語りかけた。
「私は今も南アフリカに帰国しては、（HIV・AIDSに）感染した子供達と話をしています。回復を望めない子供達と言葉を交わすのです。そして、こう自問します。『これは100パーセント感染を予防できる病気なのに、どうしてこのような状況になっているの？』と…。」
またシャーリーズは「この病気に対して人々は無頓着になっている」と指摘し、こうも続けている。
「若い人達は、（もっとこの病気について）気に掛けるべきです。この病気に一番打撃を受けているのは、若者達なのですから。アフリカでは、若い子達の死因トップはHIVとAIDSです。世界的に見ると、この病気は10歳から19歳の子達の死因の2位になっているのです。」
このような現状をどうにか打破したいと願うシャーリーズは今年、南アフリカにて開催された会議にて「予防策があるというのに感染者が多いのはおかしい」と発言。またCNNのインタビューにも応じ、「多くの子供が親をAIDSで亡くしているのに、“性について語るのはタブー”という文化はなかなか変わりません」「AIDSを食い止める世代。私はその一員になりたいと願っています」と語っている。
（TechinsightJapan編集部 ケイ小原）
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