作品の焼失プロセスを作品化、写真家・横田大輔の個展が2会場で開催

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2016年09月01日 20:40  CINRA.NET

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『Matter / Vomit(部分)』2016年 インクジェット・プリント、ワックス サイズ可変 ©Daisuke Yokota, Courtesy of G/P gallery
横田大輔の個展『MATTER /   』が、9月2日から東京・恵比寿のG/P gallery、9月14日からG/P gallery Shinonomeで開催される。

写真作品の発表に留まらない多彩な活動を展開し、今年国際的な写真賞『Foam Paul Huf Award 2016』を受賞した写真家の横田大輔。現在開催中の『あいちトリエンナーレ2016』では、2014年から発表している作品『Matter』を中国・廈門市の空き地に再設置後に焼失させたプロセスを記録し、その大量な写真で再制作したインスタレーション『Matter / Vomit』を出展している。

2会場を舞台にした『MATTER /   』展では、『Matter / Vomit』制作時に中国の廈門市で行なわれた焼却パフォーマンスの様子をビデオインスタレーションとしてG/P gallery 恵比寿で発表。G/P gallery 東雲では同作をさらに発展させた新作を展示する予定だ。また9月下旬には、焼却パフォーマンスの模様をまとめた300ページにおよぶ写真集『MATTER / BURN OUT』が刊行される。
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