7月に宮城・石巻で『Reborn-Art Festival × ap bank fes 2016』を開催したap bank。代表の小林武史をはじめとするap bankでは、熊本地震発生後から炊き出し活動などと並行して、熊本県や阿蘇地域振興デザインセンター、支援団体などと支援方法を模索していたという。『MUSIC for ASO 2016 supported by ap bank』は、阿蘇の観光客が大幅に減った状況を打破するために開催される。
出演者はBank Band、MISIA、秦基博、藤巻亮太、Salyu、東田トモヒロ、DJダイノジ。入場は6千人限定となり、入場チケットは九州7県発着の往復バスとのセット販売となる。また先着の阿蘇宿泊バスツアーも行なわれる。詳細は『MUSIC for ASO 2016 supported by ap bank』のオフィシャルサイトで確認しよう。チケット販売は9月20日10:00からスタート。
■蒲島郁夫(熊本県知事)のコメント
2016年4月、熊本県は、極めて短期間に震度7の地震に2度襲われ、甚大な被害を受けました。
本県が世界に誇る阿蘇の麓で、「MUSIC for ASO 2016 supported by ap bank」が開催され、多くの皆様をお迎えできることを、心から嬉しく思います。
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併せて、復興に向けて力強く歩み始めた熊本を引き続き応援くださいますようお願いします。
■小林武史のコメント
今回のイベントに至る経緯をまずお伝えします。
4月19日に炊き出しで益城町に入り、その後、南阿蘇に向かいました。目の前に地面が滑落している様を見てそこで農業を営む方々のお話を伺って、何かできることがないかという思いを強く持ちました。
その後、熊本県庁の方や阿蘇地域デザインセンターさんと出会い、できるだけ早いタイミングで地域を元気づけてほしいという要望をいただいたのを一つのきっかけに、このイベントが少しずつ形作られてきました。いまだ交通網が大変な状況だけれども、九州各地からバスで会場に入る方法をみんなで考え、イベントの実施に至りました。
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今回、僕たちの声がけに応えてくれたアーティストに深く感謝するとともに、みんなで熊本の復興に向けて力を合わせていきたいと思っています。