女性の社会進出と未婚率の上昇 幸せな結婚をするには何が必要?

3

2016年09月21日 09:01  JIJICO

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

JIJICO

写真
女性の社会進出と並行して生涯未婚率も上昇中


やりがいのある仕事を持っている女性にとって、「結婚」のタイミングは難しいものかもしれません。
男女雇用機会均等法が施行され約30年になりますが、女性が働く環境は十分であるとはいえず、「結婚」「出産」「子育て」のタイミングは難しいですね。


生涯未婚率は年々上昇傾向にあり、年収の高い女性ほどその率が高いというデータがあります。
しかし「結婚したい」のにできないのか、「結婚しない」ことを選択したのか、そこをひとまとめにはできません。
「誰もが結婚するのが当たり前」ではなくなり、生き方が多様化している中で、すでに「結婚しない」ことを選択した方に結婚をすすめることはできません。
けれども「結婚したい」という思いがあるのなら、結婚してみればいいと思います。


アラフォー女性が条件からお相手を探すと婚活は難しいものに


アラフォーになった女性たちが、出産のリミットを感じ、結婚相談所にかけこんでくるケースは、とても多いのですが、そこからの婚活は容易ではありません。
一番邪魔をするものは「こんな条件のお相手でなければ」という思いです。


女性は上方婚志向が強く、学歴や年収にポイントをおいてお相手を選びがちです。
しかし、アラフォー女性がターゲットとする男性は、もっと年下の女性をターゲットとしている場合がほとんどです。


お見合い婚活では、プロフィール書で容姿、年収、学歴、身長などがわかりますので、どうしても三高の男性に目がいってしまうようです。「三高のプロフィール=自分にとってのいい人」だとは限らないのに。


あなたが幸せを感じられる選択をしましょう


男性が外で働き、女性が家を守るという考え。
それも素敵ですが、お互いが外で働き、家事、育児も分担するカップルも増えています。
高収入の女性が働き、低収入の男性が家事をするといったスタイルも考えられます。


今、あなたが思い描いている、理想の結婚はどんな感じでしょうか?
しかしそれは、あなたの中の理想であって、お相手にとってはそうでないかもしれません。
だったら、お相手をまず決め、ふたりにとって心地よい結婚の形を考えていければいいですね。


「一度は結婚したかった・・・あのときしておけば。」と後悔のないよう、ちゃんと出会った上で、それでも「結婚しないことを自分で選択した」と納得したいですね。
先走って、いろいろ考えすぎて、手に入れたいものをあきらめたり、興味のないふりをするより、まずは、やってみてから。


仕事か結婚かの2択ではなく、「結婚したい」と思うお相手に出会い、「仕事」も「結婚」も両方手に入れる方法を一緒に考え、実現しましょう。
ご存じのように婚活は35才を過ぎたら選びたいと思う人から、選ばれにくくなります。
「結婚したい」という思いがあるなら、それまでに婚活をはじめるといいですね。


時期、お相手も含め、「結婚とは、こうでなくては。」と、思い込まず柔軟になることが大切です。
仕事を優先するあまり、タイミングを考えすぎ婚期を逃さないように。
出会いを楽しみ、あなたが、幸せを感じられる選択を。



(吉田 明子・仲人士)

このニュースに関するつぶやき

  • 「こうではなくては」と自分で決めて、それに同じ志を持つ“同士”を探す… という手もあるでしょ。
    • イイネ!0
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(1件)

前日のランキングへ

ニュース設定