アン・リーがイラク戦争の「英雄」描く新作、ラスト12分間に最新技術駆使

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2016年09月29日 12:11  CINRA.NET

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『ビリー・リンの永遠の一日』
映画『ビリー・リンの永遠の一日』が2017年2月11日から全国で公開される。

『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』『グリーン・デスティニー』などの監督作を発表しているアン・リー監督の新作となる同作は、イラク戦争での勇姿がメディアに取り上げられて一躍「英雄」となった19歳の青年ビリー・リンの姿を描く作品。アメリカに一時帰国している間に自分が英雄として扱われることに違和感を感じ始めたビリーが、戦地に戻る前日にアメリカンフットボールのハーフタイムショーに迎えられ、現実と戦争の記憶が交差する「時」を経験する、というあらすじだ。

原作はベン・ファウンテンによる同名小説。ハーフタイムショーでビリーの戦争の記憶が蘇るラスト12分間のシーンでは、1秒に120フレームを収める世界初の映像技術を駆使しているという。キャストにはジョー・アルウィン、クリステン・スチュワート、クリス・タッカーらが名を連ねている。
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