茶道の道具を自作、トム・サックス展がイサム・ノグチ作の石庭で開催

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2016年10月17日 19:21  CINRA.NET

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Pam, 2013, English porcelain, Temple white glaze, Kintsugi, NASA Red inlay h.10.2×w.13.0×d.13.7cm ©Tom Sachs
トム・サックスの展覧会『Heaven』が、本日10月17日から東京・青山一丁目の草月会館にある石庭「天国」で開催されている。

トム・サックスは1966年に生まれ、ニューヨークを拠点に活動を続けるアーティスト。1月9日まで東京・六本木の森美術館で開催されている『宇宙と芸術展』に出展しているほか、今年はイサム・ノグチ美術館で茶碗や釜、柄杓、掛け物、花入れといった茶道で使う道具を工業用素材や身近な物で自作した作品を展示した『Tom Sachs: Tea Ceremony』展をはじめ、ブルックリン美術館、Jeffrey Deitch Projectsでも個展を開催した。

イサム・ノグチが制作した石庭・天国を会場とする『Haven』展では、イサム・ノグチ美術館での個展に出展した作品の一部を展示。宇宙、茶、盆栽、日本刀、灯篭、ブランド品といった日本にちなんだモチーフを用いた作品12点が紹介される。10月23日にはアーティストを交えたレセプションが行なわれる。
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