映画『アズミ・ハルコは行方不明』の予告編と新たなビジュアルが公開された。
12月3日から東京・新宿武蔵野館ほか全国で公開される同作は、山内マリコの同名小説を松居大悟監督が映画化した作品。寂れた郊外の街で、OLの安曇春子が突然失踪したことをきっかけに、捜索願いのポスターをパロディーにしたグラフィティアートが拡散されていく様と、無差別に男を襲撃する女子高生集団の姿を春子が失踪する前と後の2つの時間軸を交差させながら描く。
予告編では、石崎ひゅーい演じる店員が蒼井優演じる春子に「お前、結婚したの?」「老けたなー」と話す場面をはじめ、高畑充希演じるキャバクラ嬢のアイナや太賀、葉山奨之ら演じる若者集団「キルロイ」が街中にグラフィティを描く様子、「私、チョー人に飢えてっから」と話すアイナの姿などが確認できる。またひらのりょうが手掛けるアニメーションも盛り込まれているほか、環ROYによる音楽とチャットモンチーによる主題歌“消えない星”も使用されている。