「宇宙規模の新作歌舞伎」を掲げ、昨年2月に第1弾となる『地球投五郎宇宙荒事』を上演した「六本木歌舞伎」。同公演では市川海老蔵と中村獅童が共演し、脚本を宮藤官九郎、演出を三池崇史が手掛けた。
第2弾となる今回は、リリー・フランキーが脚本を担当し、新解釈の『座頭市』を上演。演出の三池と主演の海老蔵が企画を進める中で、「海老蔵の眼力を封印したら面白い」という意見も加わり、上演作品に『座頭市』が選ばれたという。さらに三池の熱望により、寺島しのぶもキャストに名を連ねる。チケットの販売は11月19日からスタート。
■市川海老蔵のコメント
三池監督とは映画で以前からご一緒させていただいておりますが、二年前の六本木歌舞伎で初めて歌舞伎公演での演出もして頂き、私自身、新鮮な気持ちで取り組ませていただきました。
今回テーマの座頭市は、勘三郎さんが勝新太郎さんと座頭市についてお話されたことを教えてくださり、その印象が強烈だったのでいつか自分もしてみたいと思っていました。
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そして、何と言っても幼馴染みのしのぶさんが六本木歌舞伎に参加してくださり、共演出来る喜びがとても大きいです。私も精一杯勤めさせて頂きますので、どうぞよろしくお願いいたします。
■寺島しのぶのコメント
リリーさんが書いて三池さんが作り海老蔵さんと久しぶりにお芝居できることを楽しみにしております。リリーさんにはリリータイムがあっていつ台本が出来上がってくるのかスリルにあふれていますが当て書きをしてくださるとのことなので楽しみです。
みんなでいろんな知恵を振り絞って最高のエンターテイメントにしたいと思います。
■リリー・フランキーのコメント
市川海老蔵の座頭市。演出、三池崇史。六本木歌舞伎。
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こんな傾きまくった歌舞伎がおもしろくないはずがない。
まだ、脚本を書いていない私が思うのだから、間違いない。
■三池崇史のコメント
歌舞伎の超人たちと六本木で暴れることになろうとは...。
しかも『座頭市』。
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楽しみにお待ち下さい。