――手相は、手の平の線だけではありません。「丘」も重要なポイントです。天体のパワーを受け取る丘は、「手の平のパワースポット」とも呼べる場所。ここに線や印があるかで運気がわかります。手の平をすぼめて、丘の相を見ていきましょう！
＜第4回 「水星丘」＞
（※手相の画像はこちらから見れます）
★キーワード……コミュニケーション能力、言語力、商才、知恵、機転、財運
小指のつけ根部分にある丘を「水星丘」といいます。この丘が発達している人は、水星のエネルギーが強いタイプで、頭の回転が速いコミュニケーション上手。現実的な知恵が働き、機転が利くので、ビジネスの世界で成功する確率が高くなります。一方、水星丘がしぼんでいるなど貧弱な人は、自己表現が苦手で自分の殻に閉じこもる傾向があるため、何かとチャンスを逃しがちでしょう。
【丘について】
丘といっても、必ずしも丘のように盛り上がっているわけではなく、平らの人もいます。丘は全部で9つあり、それぞれに対応する天体の名前がつけられています。丘が発達している人は、対応天体のパワーが充実しているタイプです。
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＜水星丘にあるとうれしいサイン＞
■「ハリやツヤ」がある……コミュ力抜群！
水星丘全体にハリやツヤがある人は、頭がよく、コミュニケーション能力が抜きん出ているタイプ。巧みに自己表現ができるため、対人関係やビジネスのシーンで有利な立場になれるでしょう。難しい交渉ごともあっという間に解決できそう。
■「縦線」がある……リッチになれそう
水星丘の縦線は「水星線」または「財運線」といって、金運に恵まれるサイン。濃く乱れのない縦線が1本伸びているのが良相で、リッチな人生を満喫できそう。薄い線が何本も入っている場合は、収入があっても浪費してしまうという意味になるため、無駄使いに気をつけましょう。
■「横線」がある……結婚のチャンス到来
水星丘に伸びる横線は「結婚線」です。結婚線があると、婚期や結婚生活の内容などがわかります。一般的に結婚線の位置が感情線に近いほど早婚で、小指に近づくほど晩婚になるといわれています。右手でチェックしましょう。
■「＃の印（四角形）」がある……ピンチを免れる
短い線が組み合わさって「＃」を形成していたら、ビジネス上の失敗や経済難などから救われるといったことが起こりそう。ピンチを回避できる相なので、大船に乗った気持ちでいても当面は大丈夫でしょう。
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■「△の印（三角形）」がある……発想力が冴えている
短い3本の線で構成された三角形を見つけたら、水星丘の持つ発想力が研ぎ澄まされているサインです。ユニークで斬新なアイデアが次々とわき上がってくるときなので、ビジネスや作品づくりに活かしましょう。
水星丘にハリが出てきたり、うれしいサインがある人は、社会的な成功とプライベートな喜びの両方を満喫できる果報者。水星丘の悪い面である、狡猾さを出さないように気をつければ、充実した毎日が送れるでしょう！ 次回は、「第一火星丘」をお送りします。
（夏川リエ）
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