二兎社の新作公演『ザ・空気』、報道現場を通して「空気を読む」現象描く

二兎社の舞台『ザ・空気』が2017年1月20日から東京・池袋の東京芸術劇場 シアターイーストで上演される。

1981年に大石静と永井愛が設立した二兎社。大石が退団した1991年以降は、永井の自作演出作品をプロデュースする演劇ユニットとして活動している。

テレビ局の報道現場を通して日本独特の「空気を読む」という現象を描く『ザ・空気』。放送直前に局の上層部から放送内容の変更を命じられた現場を舞台に、編集長、ディレクター、キャスター、コメンテーター、編集マンらの思惑が交錯する様を描く。出演者には田中哲司、若村麻由美、江口のりこ、大窪人衛（イキウメ）、木場勝己が名を連ねている。

東京公演のチケットの販売は12月3日から開始。なお同公演は東京公演に加えて埼玉、三重、愛知、長野、山形、宮城、岩手、兵庫、滋賀の10か所で上演される。詳細は二兎社のオフィシャルサイトで確認しよう。